JAY PARK(パク・ジェボム)がアイドルグループプロデュースに乗り出そうとしている。
JYPエンタ発の元祖ボーイズグループ 2PMとしても活動し、脱退後はアーティストとして韓国のみならず世界の音楽シーンで活躍してきたJAY PARK。「All I Wanna Do」など、数々のヒット曲で人気を博し順風満帆な音楽活動のかたわら、2013年にはAOMG、2017年にはH1ghr Musicと2つのヒップホップレーベル設立し、感覚的な音楽とコンテンツを披露して業界の注目を集めた。
そんな彼がAOMGとH1ghr Musicの代表の座から退き、新たな動きを見せているという。それが、自身の事務所設立だ。さらに、この事務所では、アイドルグループのプロデュースも視野に入れているという。
これに関連し韓国の一部マスコミは、大手芸能事務所 カカオエンターテインメントが彼の新事務所に巨額の資金を投資する予定だと伝えた。カカオエンタ側は「JAY PARKは歌手、プロデューサーなど多彩な領域で才能を発揮しているアーティストだ」とし、「JAY PARKとも現在多様形態の事業的パートナーシップを議論中で具体的に確定したことはない」と説明し、新事務所設立に向けて議論中であることを明かした。
2008年に2PMのメインダンサー兼リードボーカルとしてデビューした元祖アイドルJAY PARK。ソロとしても、ヒップホップとR&Bの感性が光る独創的なヒット曲を作り上げてきた彼だけに、アイドルのプロデュースをするとなれば既存のアイドルとはカラーが大きく異なるグループが誕生するだろうと予想されている。
ある業界関係者は、「(JYPエンタの)J.Y.Parkが自分のカラーを活かしたアイドルグループを打ち出し成功させたように、JAY PARKも彼特有の感性でアイドルをプロデュースし、K-POP界に新しい風を呼び込むことができるだろう」と、期待の声をあらわにした。
一方JAY PARKは2021年12月31日、SNSを通じてAOMGとH1ghr Musicの代表を辞任したことについてコメントしている。彼は、「数々の悩みと長い決定の末に代表職を下ろすことにした」とし「引き続き、AOMGとH1ghr Musicのアドバイザーの役割を引き受け、依然として家族のような良い関係で過ごすことにした。私がどんな挑戦をしても毎回私を信じてくれたファンの方々に感謝し、これからも私とAOMGとH1ghr Musicをずっと応援してほしい」と明らかにした。