BTS(防弾少年団)のシュガ(ミン・ユンギ)が、好きなことを仕事にすることの困難さについて語った。音楽を長く続けるために彼が行っている習慣に注目が集まっている。
カリスマあふれるラップで世界中のファンを魅了しているシュガ。BTSのメンバーとして、なくてはならない存在である彼だが、もともとはアイドルではなく音楽プロデューサーとして活動することを目標としていた人物だ。
学生時代に音楽スタジオでアルバイトをしたシュガ。彼はそこで音楽機器の扱いを覚えていったことをきっかけに、作曲・編曲のスキルを身につけ、音楽家としての人生を歩み始めたという。
彼が本格的に音楽を始めたのは「gloss(※)」という名前を使い、アンダーグラウンドで活動をしていたころから。その後、彼はヒップホップチームのメンバーを募集している音楽事務所があると聞き、現在の所属事務所である「Big Hitエンターテインメント」のオーディションに参加した。
※gloss:本名のユンギが韓国語で「ツヤ」を意味することから「ツヤ」の英語訳である「gloss」を活動名にした
Big Hitエンターテインメントは当初、ラッパーのみを集めてヒップホップチームを結成させる予定であった。ところがその後、紆余曲折を経てヒップホップチームではなく、ダンスアイドルグループを結成させることに変更。それに合わせて、シュガもラッパーとしてではなくアイドルメンバーとしてデビューすることになった。
当初描いていたデビューのカタチとは大きく異なっていたものの、どんなときも最善を尽くし、活動してきたシュガ。その類まれなる才能とたゆまぬ努力によって、彼は今や世界中の人々を魅了するエンターテイナーとなった。
このように人生の半分を音楽とともに歩んできたシュガだが、彼が音楽に情熱を燃やし続けることができる理由とは一体何だろうか。12月21日に公開された「GQ KOREA(※)」のインタビューで、彼は好きなことを仕事にするときの秘訣について語っている。
※GQ KOREA:韓国のファッションメディア
(好きなことを続ける方法は)好きになり過ぎないことです。ぼくは好きになりすぎました。かつては音楽をとても愛していましたが、好きになりすぎないように努力するようにしています。
作業に取り組む時期以外は音楽を聴きません。できるだけ距離を置いているんです。愛しすぎると、愛しすぎて、あきらめなければならない瞬間がくるんです。丁度よい距離を保つことで、仕事を長く続けることができます。(「GQ KOREA」インタビューより抜粋)
なんと、音楽制作期間でないときは音楽に触れないようにしているという衝撃の事実を明かしたシュガ。もともとは音楽を心から愛していたという彼だが、その愛が大きすぎたゆえに苦しんだ経験があるそうだ。現在は音楽への愛を長い間持続させるために、あえて距離を置いているという。
ちなみに、彼が音楽と距離を置くようになったのは5年前からとのこと。自分ひとりですべてを完ぺきに仕上げようとするのではなく、メンバーたちに頼りながらチームとして音楽を作り上げることに少しずつ慣れていったそうだ。
▼インタビュー全文はこちらから
“Won’t we keep talking about our dreams? I’ll continue to live while dreaming now and for ever.”#BTSXLVbyVOGUEGQ #LouisVuitton #BTS #Sugahttps://t.co/ufpryKv295
— GQ KOREA (@GQKOREA) December 21, 2021
シュガが明らかにした“音楽への情熱を持ち続けるための秘訣”にファンは驚愕。彼がこれまでにどのような苦労を経験したのかがうかがえる、独特な習慣に衝撃を受けているようだ。
「シュガがこんなことをしてたなんて知らなかった」
「私の人生にも役に立つ興味深い内容だった」
「すごく便利なユンギのライフハック」
「長い間音楽に没頭してきたユンギだからこそ言えることだよね」
「すごく感銘を受けたインタビュー内容だった」