グローバルボーイズグループ INI(アイエヌアイ)が、12月11日に開催された世界最大級のK-POP音楽授賞式「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(以下:MAMA)」に初出演。「Favorite Asian Artist」を受賞するとともに、世界に「見つかる」こと間違いナシの圧巻のパフォーマンスを披露した。
9月26日におこなわれた「KCON:TACT HI 5」では、デビュー前とは思えないほどの実力を見せつけ、ファンを驚かせたINI(木村柾哉・髙塚大夢・田島将吾・藤牧京介・尾崎匠海・西洸人・許豊凡・松田迅・池﨑理人・佐野雄大・後藤威尊)。あれからデビュー日を迎え、さらにはデビューシングル「A」でハーフミリオンを成し遂げた彼らが、満を持してMAMAに登場。「Favorite Asian Artist」を受賞する快挙はもちろん、あまりにもパワーアップしすぎた彼らのステージに、衝撃を隠せない声が殺到している。
▼船上での美しい「Rocketeer」パフォーマンス
東京のきらびやかな夜景が画面いっぱいに広がった途端、そんな夜景が一瞬にしてかすんでしまうほどの美貌を兼ね備えたINIが登場。今回の「Rocketeer」は、まさかの船上パフォーマンスだ。メンバーたちがまだ一般人だったころ、きっと見ていたであろうMAMA。メンバーの力強いまなざしからは、そんな授賞式の舞台にいよいよ自分たちが立つことへのどっしりとした覚悟と意気込みが伝わってくる。
美しいブラック×ゴールドの衣装に身を包み、夜景をバックに普段とはひときわ異なる「Rocketeer」を作りだしたINI。まずファンに衝撃を与えたのは、佐野の衣装の片腕部分が大胆にちぎられていたことだろう。普段なら、腕がない衣装を担当するのは池﨑のイメージが強いが、この日はなんと佐野が腕出しを担当。一目見た瞬間、「え!?」と思わず声が出てしまったファンは非常に多かったはずだ。自分の実力を余すことなく披露する才能と合わせ、新たな魅力を爆発させた瞬間であった。
黒いチョーカーをつけ、持ち前の妖艶さをさらに輝かせた後藤は、カメラを見つめてさりげないウインクを披露。デビューからわずか1カ月にして、カメラアピールまですでにお手の物だ。パワフルなダンスの瞬間にがらりと豹変する後藤の表情変化は、まさに彼がステージに抱く情熱そのものだろう。前髪をおろしたスタイルが破壊力バツグンだと話題の池﨑は、カメラを見つめる鋭い目ヂカラはもちろん、1つ1つのダンスを的確にこなしていく姿も魅力だ。ダイナミックでありながら、どこか冷静さも感じる池崎のダンススタイルは、止まることのない無限の成長を感じさせてくる。
今回のパフォーマンスでは、寸分の狂いもない圧巻のパフォーマンスはもちろんのこと、メンバーそれぞれのカメラアピールがぐっと進化していたことが印象的だった。「見つけろSatellite」での尾崎は、たった2秒ほどのシーンでありながらすべてのファンの胸を撃ち抜き、この先間違いなく「伝説」として語り継がれることだろう。「このまま Just drivin’ Take off」で真っ赤な照明に照らされ、いたずらっぽい微笑みを浮かべた髙塚のスキルにも度肝を抜かれてしまった。これまでよりもさらにセクシーさを増した彼の成長が恐ろしい。透明感あふれる歌声と天使のようなビジュアルを持つ藤牧は、この日は近寄りがたいほどのカリスマを披露。同じ曲でも数えきれないほどのギャップを見せた彼も、カメラに向かって余裕あふれる微笑みを見せた。
バックの夜景や吹く風さえ味方につけるメンバーたちのプロフェッショナルもさすがだ。抜群のスタイルを激しいパフォーマンスで存分に輝かせた許は、目にかかる前髪が風になびく姿までパーフェクト。瞳を通して伝わってくるカリスマでも、並外れた表現力を輝かせた。美しいブロンドの髪が夜景によく映える松田は、衣装と相まって、どこかの国の王子様と言っても過言ではないビジュアルを披露。ステージのたびに変わる魅せ方はどれも圧巻で、松田のステージに対する飽くなき追求心が伝わってくる。
ずば抜けたダンススキルを持つ西&田島&木村も、非の打ち所がないさらに進化したパフォーマンスを披露。ステージで見せる姿とは違い、話すと赤ちゃんのように愛らしいギャップを見せることでおなじみの田島は、「We’re Rocket Rock」のパートでとつぜん目を閉じ、かわいすぎる微笑みを披露。同一人物とは思えないほどのトンデモない振り幅を披露した。1つ1つのステージにすべてを懸けているかのような西のエネルギッシュなダンスは、間違いなく世界に見つかるパフォーマンスだっただろう。激しいダンスの中でも豊かな表情管理を見せる西のスキルにはいつも驚かされる。田島とバッチリ目を合わせ、笑顔でハイタッチする瞬間も最高だった。どんなときも信じて見られるパフォーマンスを披露する木村も、鮮やかなオレンジの髪を乱しながら、少しの妥協さえ感じさせないダンスでファンを圧倒。後藤と向き合いながら笑顔を浮かべる姿は、そんな彼の穏やかな人柄が伝わってくるようなワンシーンだった。
思わずスタンディングオベーションを送りたくなってしまうほど、INIの実力がこれでもかとあふれたMAMAの初ステージ(カメラワークに欲をいえば、夜景ではなくメンバーたちをもっとフォーカスしてほしかった…)。INIはここで「Favorite Asian Artist」を受賞し、日本語、韓国語、英語の3か国語でスピーチ。新たな快挙を達成した。
▼INI受賞コメント(抜粋)
デビューしてから皆さんの温かい応援のお陰で本当に素晴らしい景色を見させて頂いております。
そして、「Favorite Asian Artist」 をいただけたことも、とても嬉しく思います。
INIは更に皆さんに喜んで頂けるよう日々成長していきますので、是非期待してください。
これからも応援よろしくお願い致します。ありがとうございました。
INIは’Favorite Asian Artist’を
受賞させていただきました🏆日頃から温かく応援してくださる
MINIの皆さんのおかげです!本当にありがとうございました!
今後ともINIをよろしくお願いします!#MnetAsianMusicAwards#MakeSomeNoise #INI pic.twitter.com/6sbPwrMr1p
— INI (@official__INI) December 11, 2021
[2021 MAMA] INI – Rocketeer | Mnet 211211 방송
▼ファン待望のコラボステージ
さらにこの「MAMA」では、これまでファンが熱望していた念願のステージも叶えられた。それはなんと、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」でデビューしたINI 木村と、同番組のシーズン1でデビューしたJO1 川尻蓮のコラボステージだ。JO1 は「Best Asian Artist Japan」を受賞し、ステージでは「僕らの季節」をパフォーマンスした。
そんな2人が、なんと今回、初のコラボパフォーマンスを披露。川尻と向かい合うようにして立つ木村の姿が映った途端、ファンは衝撃を隠せなかったことだろう。川尻はホワイト、木村はブラックの衣装に身を包み、対照的でありながら、それぞれのグループの看板を背負うかのような調和したスタイルを披露。お互いにダンサーとして活躍し、長い付き合いがあることでもおなじみの2人。川尻から木村へ、テーマ曲のセンターをバトンタッチした2人の圧巻のパフォーマンスには、ファンから「ついにこの日が来た」「涙が止まらない」「すばらしすぎる」と驚きと感動の声が殺到した。
[#木村柾哉]
柾哉です!今日はMAMAに出演させて頂きました!MAMAで新衣装に船のステージ、僕たちにとって特別なステージになりました!🚢🔥
そして蓮くんと一緒に繋いだパフォーマンス。
とても幸せでした!今度ゆっくり振り返りたいな😌
ありがとうございました!おやすみ!#INI #KIMURAMASAYA pic.twitter.com/jOwcJ2xez4— INI (@official__INI) December 11, 2021
[#川尻蓮]
JO1とINIがMAMAに出演させて頂きました!
多くの人が見てくれる素敵なステージに立つことができて幸せです。
支えてくださってるスタッフのみなさん、JAMのみんな、MINIのみなさん本当に感謝しています!長い付き合いのまさやとも踊ることができてたのしかったです✨#JO1 #KAWASHIRIREN pic.twitter.com/mYFbkW8Ctx
— JO1 (@official_jo1) December 11, 2021