TWICEとITZYの振り付けには、ある大きな特徴があるようだ。
K-POPファンのワナビーアイドルとして、それぞれ高い人気を誇るTWICEとITZY。新曲が発表されるたびに、SNSには彼女たちのパフォーマンスをマネして踊る映像がたくさん投稿され、すぐにトレンドになるなど、特に注目を浴びている。
そんなTWICEとITZYのパフォーマンスには、実は大きな違いがあるそうだ。人気番組『Street Woman Figher』にも出演したクルー YGXのリーダー LEEJUNG LEE(リジョン)が『MMTG』(文明特急)のなかで明かしている。彼女はこれまでソミの「Dumb Dumb」や、(G)I-DLEの「DUMDi DUMDi」、BLACKPINK リサの「LALISA」など、様々な楽曲の振り付けを担当している。
TWICE
TWICEの振り付けは、歌唱しているメンバーに関係なく、基本的にユニゾン(同じ動きで踊る)であることが多く、全員のダンスがシンクロしているところが特徴だという。たしかに9人のメンバーが一体となって踊ることで、より華やかさが増し、パフォーマンスがさらにダイナミックに見える。
ちなみに、彼女が担当したTWICEの振り付けは「Alcohol-Free」、「I CAN’T STOP ME」、「FANCY」、「Breakthrough」だ。
【動画】TWICE “Alcohol-Free” Dance Practice Video
ITZY
一方、ITZYの場合は、歌唱しているメンバーと周りのメンバーは違う動きで踊っていることが多いそうだ。実際に彼女が担当したITZYの「WANNABE」、「ICY」、「Mafia In the morning」のパフォーマンスを見ると、センターに立ち、歌唱するメンバーだけ違う振り付けで踊っている場面が多く、自然にその人に目が行くような仕上がりになっている。
【動画】ITZY “마.피.아. In the morning” Dance Practice (Moving Ver.)
LEEJUNG LEEは他にも、アーティストの良さを引き出すように振り付けを構成しているそうで、ソンミはグルーヴィーに、ダンススキルの高いリサは自分のやりたいダンスを盛り込むなど、それぞれの個性を生かしているとのことだ。