BLACKPINKといえば、どんなにラグジュアリーな服も大胆にアレンジし、独自のスタイリングを披露するファッショニスタとして有名。そんな彼女たちのスタイリストが、BLACKPINKを担当する上で気を付けていることをW Koreaのインタビューで明かしている。
BLACKPINKは、同世代の若者から絶大な支持を得るファッションアイコン的な存在。リサはCELINE(セリーヌ)、ジェニーはChanel(シャネル)、ジスはディオール(Dior)、ロゼはイヴ・サンローラン(YSL)と、それぞれが世界的ファッションブランドのグローバル・アンバサダーとして活躍するなど、ファッション界でも圧倒的な注目を浴びている。
▼BLACKPINK
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そんなBLACKPINKの衣装の特徴は、他にはない独創的なスタイリング。どんなにラグジュアリーなブランドのアイテムも躊躇なくカットするなど、独自の衣装に作り替えて着用することが多い。
▼ロゼの衣装はペディン、ジェニーの衣装はコートからできている
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というのも、スタイリストのパク氏は「ベーシックなものはつまらない」と考えているそう。そして、BLACKPINKが平凡になってしまうことを避けるため、常に少しでもオリジナルのタッチを加えるようにしているという。
一方、こだわりの強い衣装のカスタムよりも重視していることがあるそう。それは、「衣装の着心地の良さ」だ。どんなに目を引くゴージャスな衣装であっても、メンバーにとって着心地の良いものでなければ、最高のパフォーマンスを披露できないからだという。
そのため、かわいいスカートを見つけた場合でも、振り付けに合わなければパンツに作り替えたり、ドレスを作っていても上手くいかない場合は、それを切ってトップスに作り変えるそうだ。
▼トップスをスカートにするロゼ
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▼赤いバンダナからできたリサの衣装
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たしかに、BLACKPINKの衣装を見ると、元々パンツだったものをトップスにしたり、逆にトップスだったものをスカートにしたり、概念に捉われない斬新なスタイリングを披露している。BLACKPINKの魅力を最大限に引き出すようファッションに強いこだわりを持ち、自由な発想でよりメンバーを輝かせているスタイリストにはあっぱれだ。