INI(アイエヌアイ)が、いよいよ明日、11月3日にデビュー。デビューに先駆け、今回は11人のメンバーそれぞれの、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で見せたこれまでの軌跡をプレイバックしてみよう。
▼木村柾哉
INIは、サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生した、木村柾哉・髙塚大夢・田島将吾・藤牧京介・尾崎匠海・西洸人・許豊凡・松田迅・池﨑理人・佐野雄大・後藤威尊の11人からなるグローバルボーイズグループだ。
3月30日にテーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」が公開された際から、圧倒的なセンターとしてそのカリスマを披露していた木村。パフォーマンスから表情管理まで、その貫禄はまさにプロ顔負けだった。
第8話で公開されたコンセプト評価では、木村は人気練習生であるがゆえの苦悩を告白。7話でのゲリラ順位発表で3位へと落ちてしまったことで、「自分がヤバい」「中間発表で3位で、ベネフィットが本当に大事だって実感した」と不安な思いを吐露した。そんな余裕のない中でも、チームメンバーをどんなときも温かく気づかっていた木村。最終回ではみごと王座を守り抜き、だれもが認める不動のセンターとして、堂々の1位を獲得した。
Let Me Fly ~その未来へ~ [PRODUCE 101 JAPAN SEASON2]
▼髙塚大夢
デビューシングル『A』の活動曲「Rocketeer」では、驚きのハイトーンボイスで見る人を圧倒した髙塚。そんな高塚は、番組当初から持ち前の歌唱力を思う存分発揮し、頭一つ抜けた実力を披露。第3話でのグループバトルでは、チームをよりよく改善するため素直な思いをぶつけるなど、揺るがないステージへのプロフェッショナルを見せていた。
「歩数計ダンスバトル」で佐野と勝負した際には、右手をケガした佐野が右手に歩数計をつけるやいなや、すかさず「右手?大丈夫?」と心配。30秒PRがかかった勝負の際まで相手を気づかう姿がステキすぎると、ファンを感動させていた。
[歩数計ダンスバトル]佐野雄大 VS 髙塚大夢 |PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
▼田島将吾
第1回レベル分けテストでJO1の楽曲「La Pa Pa Pam」をパフォーマンスしたときから、トレーナーのKENZOがスタンディングオベーションで大絶賛するほどの実力を見せていた田島。田島も木村と同様、安定して上位圏をキープしていた。第8話でのコンセプト評価では、田島は思うようにいかないレコーディングに苦戦し、「完璧でなければいけない」「弱い部分や足りない部分を見せたくない」という自分へのしがらみがあったことを告白。「今回の出来事を通して、恥を捨てたような、本当の意味での自分をさらけ出した気がした」と話し、実力だけでなく精神面でも、よりたくましく成長した姿を見せた。
#8 ハイライト|メンバーを襲う焦りと不安、そしてリーダーの重圧-チーム「Goosebumps」
▼藤牧京介
藤牧といえば、第6話のポジション評価でセンターとして披露した清水翔太の楽曲「花束のかわりにメロディーを」のパフォーマンスが印象的だろう。だれもが息をのむほど美しい藤牧のボーカルは、まさに圧巻。動画は公開からわずか4日で210万回再生を突破し、清水翔太本人も自身のTwitterにて「ステキでした」と反応した。
ナイトルーティン動画では、イヴ・サンローランのスキンケアアイテムを自然に使う練習生が多い中、藤牧は「合宿中に、イヴ・サンローランの化粧品セットみたいなのを一式、練習生全員いただいて…」と明かし、さらには化粧水のつけ方まで「あんまりゴシゴシやっちゃいけないらしい」と調べていたことを明らかに。不器用で真面目な藤牧の愛らしさがたまらないと、自然体な魅力でファンをくぎづけにしていた。
#6 ハイライト|清水翔太 ♫ 花束のかわりにメロディーを[ポジションバトル]
[未公開シーン] 練習生の合宿中ナイトルーティーン②(該当シーンは4分36秒頃~)
▼尾崎匠海
第1回レベル分けテストでは、透き通るような歌声と安定したダンススキルで初のA評価を獲得した尾崎。非の打ち所がない実力を兼ね備えた尾崎だったが、第7話のポジションバトルの際には、センターとしての自分のあり方に悩むとともに、誹謗中傷に苦しんでいたことを告白。「カメラ向けられたらこうしちゃいけないとか、こういう立ち振る舞いをしたらこう見えるとか、そういうことばかり考えてしまう」と、声をつまらせながら自身のトラウマを明かした。
トレーナーの仲宗根梨乃から「私はあなたのカッコよくないところが大好きです」と愛の激励を受けた尾崎は、ありのままの自分を見せることができるよう、心を新たに練習を開始。このワンシーンは、国民プロデューサーにとって涙なしでは見られなかった場面の1つだろう。
#7 ハイライト|チーム「Dynamite」センター尾崎の苦悩
▼西洸人
すでにトップアーティストのバックダンサーとして活躍していた経歴を持つ西は、番組当初からその美しいビジュアルやスタイルでも注目の的に。自身のスキルをさらに磨くため、第6話のポジション評価でラップを選択した際には、経験豊富なダンスとは全く違うラップに、どうしても煮詰まってしまう姿を見せた西。メンバーの田島と池﨑に支えられながら未知のラップに挑戦した西は、「自分はダンスを教える立場で経験してきて、その中には未経験の子もいて、あのときみんなこういう感じだったのかなって思うと本当に尊敬する」と話し、経験のない領域にも果敢に挑戦するすばらしい情熱を見せた。
第8話のコンセプト評価では、レコーディングに行き詰った田島をすかさず外へ連れ出し、「自信持って。カッケー声してるんだから」とフォローした西。友情に熱いその姿も、国民プロデューサーを魅了した彼の大きな魅力の1つだろう。
#8 ハイライト|メンバーを襲う焦りと不安、そしてリーダーの重圧-チーム「Goosebumps」
▼許豊凡
デビューが決定した最終回の生放送では、家族に中国語で「お父さん、お母さん、就職決まったよ!」とメッセージを送り、予想だにしなかった発言でメンバーやファンを大笑いさせた許。第3話でのグループバトルでメインボーカルを務めた際には、高音パートを思うように出せない自身の実力に納得できず、悔しさからスタジオを飛び出してしまう場面もあった。メンバーたちに「すみません」と謝りながら、許は涙ながらに本音を語り、ステージに対するゆずれない思いを明らかに。並々ならぬ許のプロフェッショナルは、チームのメンバーみんなに刺激を与えていた。
周囲の人への愛にあふれた思いを素直に口にしたり、ステージでは思わず見とれてしまうほどの表現力を証明したりと、自身の繊細な感情を隠すことなく伝える才能に長けている許。そんな許の存在は、いつも周囲の人の心を穏やかにさせてくれる。
#3 ハイライト|突然練習室を出ていく許、怒りと涙の理由は・・・[I NEED U/BTS 2組]
▼松田迅
INIの末っ子である松田といえば、ポジションバトルで披露したJO1の「OH-EH-OH」で1位を獲得するほどの実力はもちろんのこと、他の練習生たちのステージに対するリアクションまで並外れていたことでおなじみ。グループバトルやポジション評価では、控え室にてだれよりも目を引くリアクションを披露。思わず叫んだり一緒に踊ったりと、楽しそうなその様子はいつも見る人を笑顔にさせていた。
さらに人気企画「姫ビジュアルセンターは誰だ?」のコーナーでは、その美貌でハリウッドスター顔負けの美しさを披露した松田。だれもが愛さずにはいられない松田のキャラクターは、まさに太陽のような存在だろう。
[推しカメラ]松田 迅(Matsuda Jin) -JO1 ♫ OH-EH-OH|ポジションバトル(DANCE)
[#9 ハイライト]姫ビジュアルセンターを探せ! Part.1
▼池﨑理人
前代未聞の「違反ダンス」というパワーワードを生み出し、一躍国民プロデューサーの注目の的となった池﨑。トレーナー陣を一瞬にして笑顔にさせた池﨑の違反ダンスは、最終回に向かうにつれ、あのときの面影がもはや見つからないほどの成長を遂げた。
第8話でおこなわれたコンセプト評価では、リーダーとしての重圧に押しつぶされ、「いろんな不安が多すぎてつらくて、目指す場所があまりわからなくなっている」と本音を明かした。それでも池﨑は、そんな不安から決して逃げず、再びメンバーたちの前へ。池﨑を温かく迎え入れるメンバーたちの様子はもちろん、「ちゃんと自分の中で整理して、今の目標はただコンセプト評価を全力でがんばってみんなと勝つこと」と伝えた彼の変化は、見る人の胸を打った。
#8 ハイライト|メンバーを襲う焦りと不安、そしてリーダーの重圧-チーム「Goosebumps」
▼佐野雄大
BTS(防弾少年団)ジンにソックリなビジュアルで注目を集めた佐野は、ダンスに苦戦していた練習生の1人だ。テーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」の推しカメラでもわかる通り、佐野はだれもが愛さずにはいられない魅力あふれるキャラクターの持ち主。しかし当初はダンスの実力に悩み、レベル分けテストの再評価ではFクラスに降格。「人に見せていいものじゃないくらいひどいダンスをしてる」「ダンスができるようにならなかったら、残ってもいけないし、デビューもできないし、しちゃいけない」と、厳しい本音を明かしていた。
しかし佐野は、そんな結果に屈することなく、ひたすら努力を積み重ねた。その結果、ポジションバトルの際には、田島は佐野の変化を「雄大、いちばん成長したなって思った」と絶賛。仲宗根も「雄大どうしたの!? えぇ!?」と驚き、佐野のすさまじい成長に衝撃を受けていた。たとえ最初から上手くできなくても、腐ることなくただ前を向いて努力する佐野の姿には、たくさんの国民プロデューサーが勇気づけられたことだろう。
#6 ハイライト|JO1 ♫ OH-EH-OH[ポジションバトル]
▼後藤威尊
「Rocketeer」では、ボーカルやダンスだけでなく、まさかのラップまでこなしてしまうオールラウンダーぶりを見せつけた後藤。第3話のグループバトルでは、チームを「(練習中に)5分間座るとかも後悔すると思う。早く練習したいって焦りを持ってほしい」と鼓舞するなど、番組を通して、後藤は常にストイックな姿勢を維持。苦手なことも並外れた努力によって次々魅力に変えていった。
王子様のように甘いビジュアルや抜群のスタイルはもちろんのこと、決して現状に満足せず、上を目指してひたすら突き進む後藤。そんな彼の姿は、多くの人に刺激を与えた。
#3 ハイライト|ダンストレーナーKENZOの指導を受け、練習に対する意識を改める[AGEHA/GENERATIONS from EXILE TRIBE 1組 ]
そんな11人が集まり、結成されたINI。9月26日に「KCON:TACT HI 5」に出演した際には、デビュー前とは思えない実力とカリスマで「Rocketeer」を披露し、見る人に衝撃を与えた。いよいよ明日、華々しくデビューする彼らの活躍から目が離せない。