英人気ボーイズグループ「ワン・ダイレクション」のメンバーで現在はソロアーティスト、タレントとして活躍中のルイ・トムリンソンが、人気K-POPボーイズグループ「EXO」が昨年12月にリリースしたシングル曲「Love Shot」の作詞者の一人としてクレジットに追加されたことが明らかになった。
ドイツの著作権管理団体「GEMA」が公表する資料によると、EXO「Love Shot」の作曲者のリストにルイと彼の2017年のヒット曲「Back To You」の5人のプロデューサーらが加えられたという。
「Love Shot」は「Back To You」に似ている!?
ルイと5人のプロデューサーたちは、実際には「Love Shot」の制作に直接かかわったわけではない。しかし、昨年、「Love Shot」が「Back To You」と似ている部分があるということで、EXO側が音源を無断でサンプリングした疑いなどが指摘されていた。
今回の動きは、EXOが所属するSMエンターテインメントが、実際に上記の2曲に類似している部分があることを認め、「Back To You」の制作者をクレジットすることで、これ以上の批判を避けようとする狙いがあると報道されている。
Louis Tomlinson – Back to You (Official Video) ft. Bebe Rexha, Digital Farm Animals
EXO “Love Shot” MV
対照的なファンの反応
今回のニュースについて、ルイのファンとEXOのファンはそれぞれ違った反応をしている。
ルイのファンは、彼の名前がクレジットされたことに喜んでいるようだ。
「クレジットが証拠だよ。それ以上何も言う必要はない。EXOがルイの作品を盗んだから、訴えられるのを避けるためにルイをクレジットしたんだ。これ以上、シンプルなことはない」
「ルイがEXOの『Love Shot』の制作者としてクレジットされた。あの曲は「Back To You」とそっくりだったからね。ついにルイの『Back To You』にクレジットが与えられたわ」
一方EXOのファンは、EXOが、ルイに名前を売るチャンスを与えてあげている、という風にとらえているようだ。
「ルイと1Dのファンはもう騒ぐのはやめてよ。EXOはあなたたちの無関係な曲にお金を払ってあげてるんだから」
「あぁ EXOのそんな寛容なところが好き。ルイに宣伝の機会を与えてあげてるんですもの」
このように両サイドのファンの反応は違うようだが、ひとまず2曲をめぐる騒動は一応の決着を見たといってよいだろう。
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