グローバル・スーパースターとなった韓国の大人気ヒップホップグループBTS（防弾少年団）。彼らが世界的にブレイクした要因の一つは、質の高いミュージックビデオにあるといってよいだろう。
新曲がリリースされるたびに、莫大な予算がつぎ込まれたミュージックビデオが公開され、世界中のファンがリアルタイムで興奮を共有。さらにSNSを通じてシェアされ爆発的な再生回数をたたき出す、という現象が続いている。
そんなBTS（防弾少年団）のミュージックビデオは、世界のどの国で1番見られているのだろうか。YouTubeが2018年のストリーミングの統計を発表。意外な結果が明らかになった。
2018年、もっともBTSのミュージックビデオを視聴したのは、BTSの出身である韓国でも、そのお隣の日本でもなく、アメリカであることがわかった。
２０１８年、BTSはアメリカの音楽シーンでの活動を拡大。ワールドツアーの一環として北米の大都市をまわり、その合間に「Good Morning America」や「アメリカズ・ゴット・タレント」といった人気番組にも出演。全米アルバムチャートでは２度も首位を獲得するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで走り抜けた。
2位にはベトナム、3位にはインドネシアがランクイン。８位のフィリピン、９位のタイなど、東南アジアでも絶大な人気を誇っていることがわかる。
BTSが昨年から今年にかけて自身初となるスタジアムツアーを開催している日本は、4位にランクイン。本国である韓国の６位を上回った。
また5位にメキシコ、１０位にペルー、１１位にアルゼンチンがランクインするなど、アジア圏を超えて南米にも多くのファンがいることもうかがえる。
BTS（防弾少年団）が、文字通りグローバルな活躍していることを裏付ける統計だといえるだろう。
国別ランキング
1位 アメリカ（5億5200万回）
2位 ベトナム（4億2600万回）
3位 インドネシア（3億6200万回）
4位 日本（3億3700万回）
5位 メキシコ（3億2500万回）
6位 韓国（3億回）
7位 ブラジル（2億9900万回）
8位 フィリピン（2億4100万回）
9位 タイ（2億500万回）
10位 ペルー（1億3200万回）
11位 アルゼンチン（1億3200万回）
12位 マレーシア（1億1600万回）
13位 トルコ（1億1100万回）
BTS（防弾少年団）「IDOL」MV
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