BTS(防弾少年団)の最年長メンバー ジン(キム・ソクジン)の歌唱力の高さが評価されている。
【動画】BTS: Permission to Dance (TV Debut) | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
BTSは、7月14日、アメリカの人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』に出演。最新曲「Permission to Dance」のパフォーマンスを披露した。
メンバーの個性的な音色が引き立つ「Permission to Dance」。BTSの歌唱力の高さがうかがえる華やかなパフォーマンスのなかで、音楽(ミュージカル)監督 ジェームズ・オソリオの目に留まった人物がいる。
それは、安定した歌声が魅力のジンだ。オソリオ氏によると、ジンが歌唱しているときのイントネーションは非常に適格だという。また「’Cause we don’t need to worry」の部分で最高音B4を出す際には、ベルトボイスを使用。このパートでベルトボイスを使用しているのはジンだけだそうで、「真のベルト王」だとその歌唱力を大絶賛している。ベルトとは、女性が中高音域で声量のある地声で発声することによって得られる特殊な響きのこと。歌詞の伝達力が重視されるミュージカルでよく使われる歌い方だという。
▼BTS ジン
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そんなジンのボーカルを聴き、オソリオ氏は「ジンがミュージカルに出る姿を見たい!」と熱望。『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』や『ビー・モア・チル(Be More Chill)』、『アナと雪の女王』、『ウィキッド』のフィエロ・ティゲラー役など、ブロードウェイのヒット作に出演してほしいラブコールを送っている。
「ジンは踊っているだけでなく、何度もG#4の適切なイントネーション、反響、サポートを打たなければいけない。テノール歌手にとっても高い音です。
それに加え、ジンはとても現代的なポップトーンを持っています!なので『ビー・モア・チル』の曲やディズニーの楽曲の男性メインがよく合うと思います」
ジンが学生時代に演技を学んでいたことは、ファンの間では有名な話。アイドルとしての歌やダンスの才能に加えて演技もこなせることから、彼のミュージカルデビューを望む人も多いようだ。