TWICEやNiziU、GOT7、Stray Kidsなど、人気アイドルを多数輩出するJYPエンターテインメント(以下、JYP)の創業者 J.Y. Park(パク・ジニョン)と、世界的大ヒット曲「江南スタイル」でおなじみの歌手でP NATIONの代表を務める PSY(サイ)がタッグを組んだ新オーディション番組『LOUD(ラウド)』。7月17日にその第4話がdTVにて配信され、各事務所のエースとして登場した2組のハイレベルな戦いが話題になっている。
『LOUD』は、次世代ボーイズグループのメンバーを発掘するオーディション番組。日本人6人を含む総勢75人が世界各国から参加。最終ステージまで進んだ参加者の中から、JYPから1組、P NATIONから1組、計2組のボーイズグループがデビューする。
JYPチーム パフォーマンス
第4話では、J.Y. ParkとPSYにスカウトされた練習生がそれぞれ数名ずつチームを組んでパフォーマンスを披露するグループ対決が実施された。ここで目を引いたのは、放送の最後に登場したJ.Y. ParkとPSYがそれぞれ次世代エース的な存在の練習生を集めたチームの対決。なんと日本勢としては最年少のコウキ(13)を含む、ナ・ユンソ(12)、チャン・ヒョンス(19)の3人がJYPチームの注目株として登場した。
3人はJYPの先輩グループであるStray Kidsの大ヒット曲「神メニュー」を選曲。かわいらしい見た目とは裏腹に、エネルギーに満ち溢れたド迫力のパフォーマンスを披露した。クランプダンスが得意なコウキの小柄ながらに重圧感のあるダンス、ユンソの透明感のある美しく滑らかな歌声、そしてこの2人の魅力を上手く一つにまとめ、パフォーマンスに統一感を持たせたヒョンスの万能さが発揮されたステージに一同拍手喝采。J.Y. Parkからも思わず「次世代のK-POPは期待できそうです」と大絶賛のコメントが飛び出した。
PSYチーム パフォーマンス
対してPSYチームからは、チョン・ジュンヒョク(16)とPSYが優先合格権を使ってスカウトしたユン・ミン(22)、キム・ミンソン(19)が登場した。3人はWanna Oneの大ヒット曲「BOOMERANG」をヒップホップ風に編曲。さらに原曲と異なるラップパートをジュンヒョクとミンが制作。ダンスも自身で考えた独自のステージを用意した。
今回、初めてグループを組んだとは思えない、抜群のケミストリーを発揮した3人。ミンの安定した歌唱力には、J.Y. Parkも目を見開いて驚きの表情を見せた。P NATIONの元練習生であるジュンヒョクはアイドルには欠かせないカリスマ性を大放出。ミンソンは得意のアクロバットを活かしてド迫力のジャンプを披露するなど、デビュー前の練習生のステージとは思えないほどの完成度の高いパフォーマンスで見る者を魅了した。
結果
JYPチームはJ.Y. Parkから96点、PSYから95点が与えられ、合計191点を獲得。PSYチームは、J.Y. Parkが94点、PSYが97点を付け、なんと引き分けとなった。そこで、それぞれの練習生の個人スコアを合算した合計点で勝敗を決めることに。JYPチームの合計点は552点。PSYチームは合計555点を獲得し、わずか3点という僅差でPSYチームが勝利となった。同時にJYPチームで個人点がもっとも低かったナ・ユンソは脱落候補者となってしまった。
次週配信される『LOUD』第5話では、第2ラウンドの脱落者が明らかに。いったい誰が次のステージに進むことができるのか。今後の展開から目が離せない。