2021年第2四半期におけるSMエンターテインメント(以下、SM)がアルバムセールスが、韓国の4大芸能事務所のなかでトップに輝いた。
7月14日、Korea Investment & Securitiesは2021年4月から6月までのSMのアルバムセールスと年間の売上高、収益の予測を発表した。同社によると、SMの第2四半期のアルバム販売量が、BTS(防弾少年団)らが所属するHYBE(旧Big Hit)、TWICEらが所属するJYPエンターテインメント、BLACKPINKらが所属するYGエンターテインメントを超え、4大芸能事務所で最多のセールスを記録した。
2021年上半期、NCTだけでアルバムセールスは500万枚を記録。SM全体としては合計900万枚を売り上げた(1月から6月まで)。わずか、半年で昨年の年間販売量である905万枚を上回った。
eBest Investment & Securitiesによると、2021年上半期にSMは629万枚のアルバムを売り上げ、2020年の同時期に比べ、なんと156%以上増加した。
これらはアルバムを316万枚売り上げたNCT DREAMと、179万枚を売り上げたEXOのユニットやソロでの活躍が大きく貢献しているという。2020年の同時期に比べてもアルバムのセールスは55.8%増加しているという。
▼NCT DREAM
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▼EXO
SMの音楽セールスも増加。過去6か月でSMは343億ウォン(約34億円)を売り上げ、2020年の第2四半期に比べ、78.5%増加している。
また2021年下半期にはNCT 127などのユニットもカムバックも決定しているため、SMの年間売上高は昨年の記録から80%増加し、1,630万枚に達すると見込まれている。
さらに2021年の売上高は15%増加した6,668億ウォン(約666億円)を超え、利益は733億ウォン(73億円)に昇ると予想されている。また、もしオフラインコンサートなどが開催されれば、その売り上げはさらに増加するものとみられている。