BTS(防弾少年団)の最新曲「Permission to Dance」にラップパートが含まれていない理由をリーダーのRM(キム・ナムジュン)が明かした。
【動画】BTS RM「VLIVE」(2021年7月13日)
BTSの最新曲「Permission to Dance」は、夏の眩しい太陽のようにBTSのボーカルが輝く楽曲。世界的大ヒット曲「Dynamite」や「Butter」同様にすべて英語で歌唱されているが、一つこれらの楽曲を異なる部分がある。それは、BTSのシグネチャーでもある“ラップパートがない”ということ。今作ではラッパーのRM、シュガ、J-HOPEもボーカルに挑戦しているのだ。その理由について、RMがNaverの動画配信サービス「VLIVE」を通じて実施した生配信のなかで語った。
RMによると、「Butter」がリリースされたのは、「Permission to Dance」のリリースよりも2か月ほど早い5月のこと。しかし、RMのもとには同じ時期に2曲の音源が届いていたそう。そのとき、「Butter」からは強いサマーソングという印象を受け、「Permission to Dance」は何度もリポートしたくなるような曲というように、それぞれの魅力があると感じたそうだ。
しかし、「Butter」を初めて聴いた際は、ラップパートが未完成の部分もあった。そのため、RM、シュガ、J-HOPEはラップ制作に取り掛かり、最終的にRMのトラックの一部が採用された。
その際、「Permission to Dance」にもラップパートを追加しようという案もあったそうだが、同曲はラップパートがなくてもすでに楽曲が完成していると感じたという。そこでラップパートは追加せずに、ラッパーの3人も歌うことになったそうだ。
そこでメンバーは自分の声に合うパートを歌唱することになった。最終版の「Permission to Dance」は、デモよりもキーが高いそうで、RMはキーがもう少し低ければ、他のパートも歌うことができたと語っている。一方、RMが歌唱する「When it all seems like it’s wrong just sing along to Elton John(何もかもが間違っていると思ってしまう時には、ただエルトン・ジョンの歌に合わせて歌えばいい)」というパートはファンに大人気。エルトン・ジョン本人も大絶賛しており、このパートはRMにしか歌えない!と思っている人も多いようだ。