BTS(防弾少年団)の新曲「Permission to Dance」のMVが話題に。社会情勢を反映した演出に注目が集まっている。
7月9日、BTSは「Permission to Dance」のMVを公開。この楽曲は前曲「Butter」に続く英語曲となっている。
BTS (방탄소년단) ‘Permission to Dance’ Official MV
新型コロナが大きな影響をもたらす現在の社会を反映したこのMVには、メンバーたちのほかに、マスクを着けた複数の人物が登場する。今SNSではこの登場人物たちのある共通点が話題になっている。
Those and few jobs were the most affected by the pandemic yet within society they’re the most neglected and under appreciated jobs, spreading an uplifting message and emphasizing on their relevance and importance is so eye opening also very kind gesture of bts. I love them
— r a j a e⁷ gabi’s anti (@jeonsempire) July 9, 2021
▽ツイート抜粋訳
彼らがウェイターや配達員、清掃員、教師に敬意を払っているところがすごく好き
これらの職業はパンデミックの影響を最も大きく受けた職業であり、社会では最も無視され、評価されていない仕事
このツイートを投稿したファンは、MVの中に登場した人物たちの職業に注目。その演出が意味する社会的背景について考察している。MVには仕事中の人々を映したシーンが登場するが、彼らの職業はその多くがパンデミックの影響を強く受けている職業だ。また、これらの仕事は社会的評価が低いとされることが多い職業でもある。「Permission to Dance」のMVはそうした職業で闘う人にフォーカスを当てており、彼らの存在への敬意が表現されている。
明るく爽やかなMVのなかに組み込まれた、社会的意味を感じさせる演出にファンは感動。大変な思いをしている人々に寄り添う彼らの姿に称賛のコメントを残している。
「美しいだけじゃない、すごく意味のあるMVだと思う」
「本当にBTSが誇らしい」
「細かいところまで注目してみると彼らの意識がいかに高いかがわかる」
「トップスターの彼らがやることでより意味が出てくるよね」
「MV見てるときすごく感動して泣いちゃった」