Wanna Oneのファン過剰な追っかけ行為が原因で飛行機が遅延! 360人の乗客が搭乗し直す事態に

Wanna One NEWS

K-POPが大ブームとなる中、ファンによる過剰な追っかけ行為がしばしば問題になるが、今回は、飛行機が遅延し大勢の乗客が巻き添えを食う大事件となってしまったようだ。

12月15日、人気K-POPボーイズグループWanna One(ワナワン)は、グローバル音楽授賞式「2018 MAMA」香港公演を終え、韓国に帰国するため空港に向かった。飛行機の離陸時間がせまり、すでにWanna Oneのメンバーや一般の乗客が搭乗準備を済ませ、離陸の準備が進められているなか、突然4人の中国人客が飛行機を降りたという。

この4人の乗客は、過剰な追っかけ行為をする、いわゆるサセンファンだと言われている。この4人は、Wanna Oneのメンバーを近くで見るためファーストクラスのチケットを購入し、一緒に搭乗。その後、離陸前になると、飛行機を降りると言い出し、実際に飛行機を降りたという。

航空会社の規則によると、離陸前に1人でも乗客が降りた場合、飛行機に危険物が残されている可能性を考え、セキュリティーチェックをしなければならない。これにより乗客全員がいったん飛行機から降りることになり、1時間の遅れが生じたという。

一方、飛行機を降りた4人のサセンファンは搭乗チケットの代金の全額について払い戻しを受けたという。

同飛行機に搭乗していた乗客は、オンラインコミュニティサイトに投稿し、この時の様子を説明している。飛行機が遅延して乗客が不便を被ったことについて、Wanna One側の関係者から特に謝罪などはなかったと話している。

「最終搭乗案内でWanna Oneが飛行機に乗りましたが、なかなか離陸しませんでした。おかしいなと思っていたら、飛行機から降りるようにアナウンスがありました。降りるとき、Wanna Oneとマネージャーは、飛行機の出口で別々で待っていました」

「寝る準備をしていた時に、荷物をもって飛行機を降りるように言われて、かなりむかついた」

こうしたWanna Oneに対する批判に対し、一般のファンは、今回の遅延はあくまでサセンファンが原因だから、Wanna Oneやマネージャーは謝罪する必要はないと反論。また、航空会社が搭乗をキャンセルした4人のサセンファンに対して、代金を全額払い戻した対応がよくなかったと主張している。

「全額返金されるから、こういった問題が起こるんだ。でなければ、こんなこと起きない。規則を変更する必要がある」

「映画館で映画が始まる直前に出てきても、お金は返金されないでしょ。払い戻す必要はあるのか」

先日も、Wanna Oneのサセンファンが、メンバーと同じフライトのチケットを購入し搭乗ギリギリでキャンセルする迷惑行為が12,000件を超えていると問題になった。Wanna Oneをはじめ、人気K-POPアイドルに対するサセンファンの迷惑行為は深刻化している。航空会社やアイドルの所属事務所は、なにか対策を考えていくべきだろう。

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