Stray Kidsが6月27日(日)に実施された「KCON:TACT 4U」に登場。サバイバル番組『KINGDOM:LEGENDARY WAR』(以下、KINGDOM)で優勝してから、初めてファンの前でパフォーマンスを披露した。
Stray Kids 「MIROH」KINGDOM ver.
Stray Kidsの代表曲の一つである「MIROH」からスタートした彼らの「KCON:TACT 4U」ステージ。『KINGDOM』の対面式(第1話)でオオカミをテーマに披露した疾走感のある「MIROH」のパフォーマンスを今回再び披露し、オープニングから大いに盛り上げた。
燃え上がる炎が映し出されるスクリーンの前で、エネルギッシュなステージを繰り広げたStray Kids。ステージの前半では、真剣なまなざしで“王座を狙う”反逆的なオーラを醸し出した力強いパフォーマンスを披露。一方、後半では笑顔を見せながら歌唱するなど、『KINGDOM』を終え、喜びに満ちあふれた姿をみせた。
彼らのステージの後に、『KINGDOM』で競演したBTOBが登場。BTOBは『KINGDOM』の最終回で披露した「Finale」のステージを繰り広げた。
M&G(ミート&グリート)
M&GでStray Kidsは、『KINGDOM』にまつわるさまざまな質問に答えた。「最高のアイディアだったと思うステージ」として挙げたのは、BLACKPINKの「DDU-DU DDU-DU」と自身の大ヒット曲「神メニュー」をマッシュアップした「神DDU-DU DDU-DU」のパフォーマンス。Stray Kidsの独自のカラーを上手く表現したステージだったと誇らしげに語った。
【動画】♬ 신뚜두뚜두 – 스트레이 키즈(Stray Kids)
また「特に振り付けが良かったと思うステージは?」という質問では、オープニングでも披露した「MIROH」と、『KINGDOM』の最終回で披露した「WOLFGANG」を回答。“見た人の記憶に残るステージになったのではないか”と語り、ハン・フィリックス・リノの3人が「WOLFGANG」のダンスを披露してみせた。
【動画】♬ MIROH – 스트레이 키즈(Stray Kids)
【動画】♬ Stray Kids(스트레이 키즈) – WOLFGANG @파이널 경연
「MVPは誰?」という質問では、スンミンがパフォーマンスで使用する音源の編曲や構成、アイディアなどのすべての作業に積極的に参加したバンチャンを選んだ。これに対してバンチャンは「みんながMVPだ」と話し、メンバーの惜しみない努力に感謝した。
その後、Stray Kidsは一瞬流れる音楽を聴いて、その楽曲名とダンスをあてるイントロクイズに挑戦。BTSの「Dynamite」やITZYの「マフィア In the morning」、TWICEの「Alcohol-Free」など、ヒット曲のダンスをノリノリで披露した。結果、2点を獲得したリノ・ハン・アイエンの3人が1位タイになり、その特典として3人は「KCON:TACT 4U」のスペシャルフォトブックの表紙に抜擢された。
スンミン、アイエン、チャンビンのスペシャルステージ
ここで1度、OH MY GIRLのパフォーマンスステージを挟んだ後、スペシャルステージとしてStray Kidsのスンミン・アイエン・チャンビンがかわいらしいセーラー服に身を包んで登場。愛らしい笑顔を浮かべて3人のユニット曲「My Universe」を披露した。
無数の光が煌めく宇宙のような空間で、スンミンとアイエンは聴く人の心を癒す暖かい歌声を届けた。途中、ラップパートでチャンビンが登場すると、2人ともうれしそうにほほ笑み、その明るい笑顔でステージを照らした。
『KINGDOM』を通じて、その高い歌唱力でスポットライトを浴びたスンミンとアイエン、そして卓越したラップスキルを持つチャンビンの魅力がギュッと詰められたステージにファンも「これは涙もの」と感涙した様子だった。
ライブ感あふれる「神メニュー」パフォーマンス
続いて、Stray Kidsは大ヒット曲「神メニュー」を披露。ここでもStray Kidsは、彼らの武器の一つでもある、ライブ感あふれるいきいきとしたパフォーマンスを繰り広げた。
Stray Kidsらしい魅力があふれる麻辣味のしびれるステージに、KCON-ers(「KCON:TACT 4U」を視聴するファン)もおもわず引き込まれた様子。またその熱いステージからは、まるで実際に会場にファンがいるかのような熱気をも感じられた。まさに「K-POPキング」の名にふさわしい比類なきカリスマ性が輝くパフォーマンスに、ファンからは大絶賛のコメントが寄せられた。
ハンがファンへの気持ちを即興ラップで伝える
ミニコーナーに入る前に、Stray Kidsはステージにひざをついて、『KINGDOM』で応援してくれたファンに向けて深くお辞儀。心から感謝する気持ちを伝えた。
その後、Stray Kidsがファンからの注文(お願い)を聞くコーナーに。ここではフィリックスがASMRバージョンのラップに挑戦。ハンは即興ラップでSTAY(Stray Kidsのファン)への愛と感謝の気持ちを伝えるなど、その適応能力の高さを披露した。
またスンミンとアイエンは、ポール・キムの「Me After You」をアカペラで披露。心地の良い音色を響き渡らせた。
ゲームの最後に、Stray Kidsは「Back Door」のリレーダンスに挑戦。ここでもしっかりとライブの強さを発揮しつつ、超ノリノリでダンスを披露。5方面から映されたカメラワークからも、メンバーが心からパフォーマンスを楽しむ様子が伝わってきた。
自由に飛び回る「Airplane」パフォーマンス
リレーダンスを終えたStray Kidsは、“飛行機に乗ってどこまでも、飛んでいきたい”という気持ちを歌った「Airplane(飛行機)」を披露。遊び心のあふれる活気のあるパフォーマンスは、これまで『KINGDOM』を通じてStray Kidsが見せてきたパワフルなイメージから一変、明るく爽やかな一面を大放出した。
セルカ(自撮りカメラ)を使って自由に歌って踊ったり、ステージの上に寝転んでみたり、カメラを上から覗き込む形で撮影してみるなど、Stray Kidsの自由な発想がより一層楽しい空間を作り上げ、メンバー同士の仲の良さが伝わるほほ笑ましいステージだった。
Stray Kidsがファンの似顔絵を描く?
続いてのミニコーナーでは、Stray Kidsのメンバーがファンの似顔絵を描くことに。そこで選ばれた2人のラッキーなファンに、バンチャンとフィリックスが取ってほしいポーズをリクエスト。そのポースでニッコリと笑うファンの顔を見て、メンバーたちがリレー形式で絵を描いていった。
ファンの愛らしさをしっかりと表現した絵に、メンバーたちも「思ったよりよくできた」と大満足。完成した絵は後日、ファンのもとに届けられるそうだ。
メンバーが絵を描いている間、ずっと同じポーズでじっと待っていたファン。それに気が付いたバンチャンは「手疲れてない?大丈夫?」と気遣う場面も見られ、そのやさしい言葉にファンもメロメロになっていた。
「Blue Print」ではスンミンがラップに挑戦!
この日、Stray Kidsが最後に披露したのは「Blue Print(青写真)」。辛い環境のなかでも前を向き、自身の明るい未来を信じることを歌った楽曲だ。
同曲では、なんとメインボーカルのスンミンがラップに挑戦。ラッパー顔負けの力強いラップと披露すると、その様子を誇らしげに見ていたバンチャンとハイタッチ。まるでパーティーをしているかのような楽しいステージで最後までファンを笑顔にした。
「KCON:TACT 3」で魅せた姿とは違った魅力を発揮
前回の「KCON:TACT 3」でStray Kidsは、『KINGODM』に向けて、全力で勝利を掴みに行く熱意や意気込みを見せた。今回は熾烈な戦いを終え、ファンのおかげで勝利を手に入れた喜びと感謝の気持ちを明るくて楽しいパフォーマンスで表現した。
「STAYのために」というチャンビンの言葉通り、ファンを楽しませようというメンバーの思いを感じる、まるでホームパーティーをようなあたたかく楽しいパフォーマンスを披露したStray Kids。エネルギーに満ち溢れた『KINGDOM』でのステージから打って変わったメンバーの魅力を発揮したステージにファンもすっかり心を奪われたようだ。