惜しまれながら4月に活動を終了したIZ*ONE。再結成を望むファンの声は多く、クラウンドファンディングによって巨額の資金が集められるなど、ファンによる猛烈なアピールが続いている。そんな中、CJ ENMが出したコメントに注目が集まっている。
6月19日、Mnetを運営するCJ ENMの関係者は韓国のメディア Newsenに対して、IZ*ONEの再結成について「各事務所と様々な可能性について対話しているのは事実だが、決まったことはない」とコメント。グループの再結成について議論を続けていることを明かした。
IZ*ONEは、国民的オーディション番組『PRODUCE 48』を通じて結成された12人組のガールズグループ。2021年4月に2年6か月にわたるプロジェクト活動を終えた。彼女たちの活動終了を受け、一部のファンは再結成のためにクラウドファンディングを実施。現在までに約3億円以上の資金を集めるなど、IZ*ONEの再結成が実現するようにと力を注いでいる。
これに対してCJ ENMは、「ファンがクラウドファンディングを行ったことも知っており、応援に感謝している。もしIZ*ONEが再結成してアルバムを制作することになれば、弊社が投資、進行することを計画している」と話し、IZ*ONEが再結成した場合、CJ ENMが支援することを明かした。
Sports Khanによると、今回CJ ENMがIZ*ONEの再結成に対して前向きであるのには、CJ ENM傘下のレーベルの代表格であったIZ*ONEが抜けたことにより、業績が悪化していることも関係しているのではないかとも考えられている。
またクラウドファンディング「並行宇宙プロジェクト」の関係者は、「絶大な人気な誇るグループであったのにもかかわらず、制作陣の投票操作という不名誉を抱えたまま活動を終了したIZ*ONEの全責任をCJ ENMが持つことで、企業のイメージ向上にもつながる」とコメント。また「ファンの支持を得て再結成することになれば、真の意味での“ファンメイドグループ”が誕生することになる」と考えているようだ。
なお、Mnetは8月より新ガールズグループオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』の放送を予定している。