6月13日、国内最大級の視聴者参加型オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が最終回を迎えた。シーズン1ではJO1を輩出したこちらの番組、今回のシーズンでは新星アイドルグループ「INI(アイ・エヌ・アイ)」のメンバーが選抜された。
1位 木村柾哉
2位 髙塚大夢
3位 田島将吾
4位 藤牧京介
5位 尾崎匠海
6位 西洸人
7位 松田迅
8位 許豊凡
9位 池﨑理人
10位 佐野雄大
11位 後藤威尊
この記事では選抜された11人のうち、7~9位のメンバー松田迅、許豊凡、池﨑理人をご紹介。番組での活躍をおさらいしながら彼らの魅力に迫っていきたい。
7位 松田迅(まつだ じん)
松田迅は沖縄県出身の18歳。マンガから飛び出してきたかのような非現実的な美貌が特徴だ。
松田 迅(Matsuda Jin)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
グループバトルでSHINeeの「Your Number」をパフォーマンスした松田。KPOPアーティストの中でもとくに実力の高いSHINeeの曲ということもあり、かなり難易度の高い課題曲だったが、美しいビジュアルを惜しげもなく披露し、観客の心をつかんだ。
第1回順位発表式での順位は25位。初週のランキングは47位であったため、かなりのランクアップとなった。スピーチでは「初回の順位は47位で、1段も上がることができなかった階段を今日は上がることができて本当に光栄に思います」「もっともっと階段を上がって最終的にはデビューしたいと思っているので皆さん応援よろしくお願いします」とファンへ感謝を伝えた。
ポジションバトルではダンスポジションを選択してJO1の「OH-EH-OH」を披露。グループバトルとは全く違うカリスマあふれるパフォーマンスで表現力の高さを見せた。
コンセプト評価では「SHADOW(Slip Inside)」のチームに。激しいダンスをそつなくこなすだけでなく、表情をころころと変えながらパフォーマンスする様子はさながらプロアイドルのようだった。
第2回順位発表式では14位にランクイン。「最初オンタクト評価で47位という結果を見て、本当にファイナルに残れるなんて思えなかった3か月前。やっとここまで来て、しかしデビュー圏内にはまだ入れていないのですごく悔しい気持ちが大きいです」と少しずつランクアップしてきたことへの感謝と、デビューに向けた熱い思いを語った。
最終順位発表式ではみごと7位でゴールイン。「7位という素晴らしい順位を与えてくださった国民プロデューサーの皆さんありがとうございました。お父さんお母さん、自分の可能性を信じてオーディションを受けさせてくれてありがとうございました。絶対にINIというチームでグローバルで活躍していくグループになりたいです」と、支えてくれた人への感謝と、今後の抱負を述べた。
8位 許豊凡(しゅう ふぇんふぁん)
許豊凡は中国出身の23歳。迫力のあるボーカルだけでなく、マルチリンガルという武器も持っている多才なメンバーだ。
許 豊凡(Xu Fengfan)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
グループバトルではBTSの「I NEED U」を披露。激しいダンスを踊りながら安定した歌唱力を見せ、国民プロデューサーの目を惹きつけた。
第1回順位発表式では12位にランクイン。初週のランキングからは5位ランクダウンした。スピーチでは「今の順位の重さを感じつつ、もっともっとしっかり考えつつ行動するようになりたいと思います」と上位メンバーであることの重みを語りながら責任感のあるコメントを残した。
ポジションバトルではダンスポジションを選択。SEVENTEENの「舞い落ちる花びら」を披露した。曲のコンセプトに合った繊細かつ大胆なダンスでファンの期待に応えた。
コンセプトバトルでは松田とともに「SHADOW(Slip Inside)」をパフォーマンス。かなり分量の多いメインボーカルを担当した許だが、激しいダンスを踊りながら最後まで安定したボーカルを披露した。
第2回順位発表式でのランキングは19位。ここでの脱落ラインは21位以下だったため、許はギリギリ生存した練習生となった。「今までの人生で迷っていた時期というか、自分のできることがなくて、これからも何すれば良いのか分かんなくなった時期があってすごい悩んでたんですけど、今僕はもうそんな自信のない自分ではありません!」とこれまでの苦悩とそれを克服し、自信をつけたことを明らかにした。最後には「僕は絶対、絶対に最後まで諦めません。絶対にデビューを掴みます」とデビューへの熱い思いを述べた。
最終順位発表式では言葉通りみごとデビューをつかんだ許。順位は前週から11位ランクアップした8位となった。スピーチでは驚きのあまりか、言葉を詰まらせながら「言葉が出なくて…正直前回の順位から…本当に夢みたい。前回ほぼビリだったので…今回入れて…本当にありがとうございます皆さん!国民プロデューサーの皆さんありがとうございました!これからも頑張ります」とファンへの感謝を述べた。
9位 池﨑理人(いけざき りひと)
池﨑理人は福岡県出身の19歳。練習生からも「イケボ」と絶賛されている低音ボイスが魅力のメンバーだ。
池﨑 理人(Ikezaki Rihito)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
グループバトルではGENERATIONS from EXILE TRIBEの「AGEHA」を披露。魅力的な声質を生かしたラップパフォーマンスでファンの心を奪った。
第1回順位発表式では15位にランクイン。「自分をこのような順位に上げてくださった国民プロデューサーの皆様、本当にありがとうございます。またT-RAPでずっと僕を育ててくれた海帆くん、僕を選んでくれた上原 貴博くんをはじめとするAGEHAチームのみんな、その人たちのおかげで僕の今はあると思っています」と応援してくれる国民プロデューサーへの感謝はもちろん、サポートしてくれた練習生たちにも感謝の言葉をおくった。
ポジションバトルではラップを選択。KEN THE 390の「Nobodey Else」に合わせてオリジナルラップを披露した。完成度の高いリリックとラップスキルは多くの視聴者を虜にしたことだろう。
コンセプトバトルでは「GooseBump」に配属。カリスマあふれるラップと洗練されたビジュアルでファンを魅了した。
第2回順位発表式では13位にランクイン。スピーチでは「コンセプト評価の途中で落ち込んだりすることもあって」とオーディション中のメンタル面での苦悩について言及。「チームのみんなや他のみんなから支えてもらって」と練習生との友情や信頼関係に救われたことを明かした。
最終順位発表式では9位でゴールイン。トレーナー陣から熱い声援を受けながら「本当に信じられないです。夢見てきたデビューが現実になっていて、本当に願い続けて努力してきてよかったなと思います」とコメントした。
ビジュアル、スキル、愛される能力
この3人は練習生たちから人気が高いことで有名なメンバーたちだ。ビジュアルやスキルだけでなく“愛されっ子”な一面も持っている彼ら。INIでも、その明るさと優しさでグループを支えていくことになるだろう。彼らの今後の活躍が楽しみだ。