6月13日、TBS系放送にてサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」最終回が放映された。今回は厳しいオーディションを勝ち抜いて結成メンバーとなった11人のうち、上位3人のメンバーをご紹介しよう。
「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」は韓国で人気を集めていた視聴者参加型オーディション番組「PRODUCE」シリーズの日本版。「国民プロデューサー」となった視聴者が投票を行い、その票数でデビューメンバー11人が決定される。シーズン1で結成されたJO1はデビュー当時から大きな人気を集めており、日本のアイドル業界に新たな風を吹き込むパイオニア的存在となっている。
今回新人グループ「INI(アイ・エヌ・アイ)」としてデビューが決まったメンバーは以下の11人だ。
1位 木村柾哉
2位 髙塚大夢
3位 田島将吾
4位 藤牧京介
5位 尾崎匠海
6位 西洸人
7位 松田迅
8位 許豊凡
9位 池﨑理人
10位 佐野雄大
11位 後藤威尊
ここからは圧倒的な人気を得てデビューを掴んだトップ3人のメンバー、木村柾哉(きむらまさや)、髙塚大夢(たかつかひろむ)、田島将吾(たじましょうご)を紹介していこう。
1位 木村柾哉(きむらまさや)
木村柾哉は愛知県出身の23歳。オーディション番組参加前はバックダンサーとして活動をしていた実力派だ。
木村 柾哉(Kimura Masaya)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
木村は初回放送のランキングにて1位となっていた練習生。端正な顔立ちと洗練されたダンスで多くの人気を集めていた。
グループバトルではJO1の「無限大」をパフォーマンス。デビューへの強い思いが感じられるパワフルなダンスで観客を魅了した。準備期間には、個人だけでなくグループ全体を見ながら練習を進めていく姿を見せ、多くの国民プロデューサーを感心させた。
第1回順位発表式ではみごと1位にランクイン。ファンへ感謝の言葉を述べるとともに「実力も順位に見合うようにつけていきたい」とさらなるスキルアップを約束した。
ポジションバトルではSEVENTEENの「舞い落ちる花びら」をパフォーマンス。これまでに見せてこなかった繊細な一面を見せながら、最大の武器であるダンスのパフォーマンスを惜しげもなく披露した。
コンセプトバトルでは「Another Day」を披露。洗練されたダンスパフォーマンスはもちろん、爽やかな歌声と愛らしい笑顔で国民プロデューサーの心を揺さぶった。
第2回順位発表式では惜しくも2位にランクダウン。発表前に「ベネフィットの大きさを身に沁みていて」と過去2つのバトルでベネフィットを獲得できなかったことの悔しさを吐露しつつ、「これからも自分の可能性を信じて大きく羽ばたきたいと思います」と前向きな気持ちを語った。
最終順位発表式ではみごと1位に輝いた木村。1位の喜びを噛みしめつつ、涙をこらえながら家族への感謝のことばと、共に戦った練習生へのコメントをおくった。
2位 髙塚大夢(たかつかひろむ)
髙塚大夢は東京出身の22歳。最終順位は前回から15位アップという驚異のランクアップを見せたシンデレラメンバーだ。
髙塚 大夢(Takatsuka Hiromu)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
髙塚大夢の魅力は、圧倒的なボーカルだ。グループバトルでGENERATIONS from EXILE TRIBEの「AGEHA」をパフォーマンスした彼は、激しいダンスを踊りながらパワフルな歌声を披露し、視聴者を驚かせた。
第1回順位発表式ではデビュー圏内の8位にランクイン。前週からは4位ランクアップした。スピーチでは、国民プロデューサーへの感謝とともに「僕の目指しているのはデビューのその先だと思っている」「人としても成長した髙塚大夢を皆さんに見せていけたら」とデビューの先を見据えた抱負を語った。
ポジションバトルではボーカルポジションとしてOfficial髭男dismの「Pretender」をパフォーマンス。ここでも安定感のあるハイトーンボイスを披露し、ボーカル志望練習生としての底力を見せつけた。
コンセプトバトルでは「A.I.M(Alive In My Imagination)」のメインボーカルを担当。ダンスが未経験だった髙塚だが、周りの練習生に支えられながらメキメキと実力アップし、このころにはダンス経験者の練習生に引けを取らないダイナミックなパフォーマンスを見せた。
第2回順位発表式では17位となった髙塚。惜しくも第1回順位発表式での順位からは9位ランクダウンした結果となった。スピーチでは「第1回順位発表式から今日までのこの期間は、自分の人生の中でも本当に大切な期間だったなって思っています」と真剣な表情でコメント。「多くの人を笑顔に幸せにしていくためにもっともっと成長します」とステージに立つエンターテイナーとしての責任と抱負について語った。
最終順位発表式では2位となった髙塚。1位候補として名前を呼ばれた際には、会場からどよめきが起こり、本人も驚きを隠せない表情を見せていた。スピーチでは「国民プロデューサーの皆さん、本当に僕をこのステージに立たせていただいてありがとうございます」「僕1人ではここにくることはできなかったと思います。練習生のみんな、スタッフの皆さん、トレーナーの皆さん、家族の皆さん、友達の皆さん、本当に僕を支えていただいてありがとうございます」と、ファンや家族、応援してくれた人への感謝の言葉を述べた。
3位 田島将吾(たじましょうご)
田島将吾は東京出身の22歳。ダンスとラップを得意とする彼は確かな実力で人気を集めていた。
田島 将吾(Tajima Shogo)パフォーマンスハイライト|PRODUCE 101 JAPAN SEASON2
初回放送では2位にランクインしていた田島。レベル分けテストでは低音ボイスを生かしたカリスマあふれるラップパフォーマンスでトレーナーを驚かせた。
グループバトルでは木村柾哉率いる上位練習生グループ、通称「アベンジャーズ」に対抗する「裏アベンジャーズ」の一員となった田島。JO1のデビュー曲「無限大」をアレンジを加えながらパフォーマンスした。バトルでは惜しくも負けてしまった裏アベンジャーズだったが、放送後SNSでは大きな反響を呼んでいた。
第1回順位発表式では惜しくも2位に。スピーチでは、上位に立つことの責任や、オーディションにかける思いを赤裸々に明かした。
ポジションバトルではラップを選択。西洸人、池﨑理人と共に迫力のあるステージを披露した。準備期間には、ラップに不慣れな西洸人をサポートする心優しい一面も見せ、国民プロデューサーの心をつかんだ。
コンセプトバトルでは「Goosebumps」で優勝。さらにグループ内1位に輝き、ベネフィット票として10万票を獲得した。
第2回順位発表式ではみごと1位にランクイン。「1位って言う数字が遠く感じることもあった」と過去を振り返りつつ、「素直にうれしいです」とまぶしい笑顔を見せた。
最終順位発表式では3位でゴールイン。「応援してくださった国民プロデューサーの皆さんはもちろん、家族の皆さん、本当にありがとうございます、一緒にここまで切磋琢磨して成長してきた練習生のみんな、影で支えてくださっているスタッフの皆さん、ありがとうございました」と応援してくれた人々へ感謝の言葉をおくった。
実力派が集結したトップ3
確かな実力でデビューへの切符を掴んだ3人。「INI」がデビューした後も、彼らはチームを引っ張っていく存在になるだろう。3人のさらなる活躍に期待したい。