元AOAのクォン・ミナが、いじめ疑惑で現在芸能活動を中断している元リーダージミンの過去のインスタグラムの投稿にコメントを残したことが話題となっている。
昨年2020年7月、いじめ問題で解散の危機に陥ったガールズグループAOA。元メンバーのクォン・ミナが、練習生時代も含めた約10年にわたり、元リーダーのジミンからいじめを受けていたと暴露したことがきっかけだった。衝撃的ないじめの詳細がSNSに投稿された後、ジミンはクォン・ミナの話は作り話だと投稿したものの、AOAメンバー全員とマネージャーでミナの家に謝罪に行ったと報道されている。またジミンは自身のインスタグラムアカウントにも謝罪文を投稿した。
このいじめの件を受け、AOAを脱退し、芸能活動を中断したジミン。2020年7月以降、公の場には現れておらず、SNSの更新も一度もしていない。しかし先日、クォン・ミナが新たにジミンの過去のインスタグラムの投稿にコメントを残したことが明らかになった。
コメント欄に書かれていたものとは、
「責任感?泣いて懇願してまた泣いて?嘘だらけだね。私を理解するなんてもちろんできなかっただろうね。理由もなく私を嫌って苦しめたのに、細心の配慮ができてなかったって。オンニ(お姉さん)は私の監視カメラなの? わたしの小さなミスまでも探そうとまるで影のようだったよ。最後に見たオンニの行動や言葉とかとは、全然違うように書いたんだね。あなたの演技が最高なことは認める。連絡して。連絡先知ってるじゃない。私がどれだれ連絡しても返信がないんだけど・・・」
といったジミンを激しく非難するような内容だった。監視カメラのようだったといっていることから、常に見張られているような状態だったことがうかがえる。
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いじめ発覚当時、クォン・ミナの家に謝罪に行ったとされているジミン。しかしその時ミナは、ジミンに「私(クォン・ミナ)を正しい道に導くためにやった」と言われたことを暴露している。つまりジミンは、今までミナにしてきたことは彼女の教育のためだとして、自分は悪いことしていない、と開き直っているようだ。
一方、ジミンは自身のインスタグラムでは自分の非を素直に認める謝罪文を発表している。ジミンの表向きの謝罪文と、ジミンがミナに面と向かって言った内容とは大きく隔たりがあるようだ。クォン・ミナの今回のコメントにある「全然違う」や「演技」は、このことについて言及しているのではないかと考えられる。
さらに何度も連絡しているのに返ってこないと言っているミナは、以前の表向きの謝罪ではなく、もう一度、ジミンの心からの謝罪を望んでいるのではないだろうか。
いじめにより精神を病んでしまったミナは、精神安定剤や睡眠薬を服用し、自殺未遂までもしていたことも明らかにしている。とはいえ被害を受けた当事者であるクォン・ミナにとって、いじめという苦しい経験は簡単に許せるものではないだろう。
ジミン、そして所属事務所の今後の対応が注目されている。