「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(日プ2)第8話にて、田島将吾・西洸人・池﨑理人・西島蓮汰・小池俊司・中野海帆・笹岡秀旭・上田将人によって披露された楽曲「Goosebumps」のステージが話題に。どんなときもお互いの苦しみに寄り添う練習生たちの絆に、国民プロデューサーは心を打たれている。
5月27日に配信された「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第8話では、オリジナル楽曲で挑むコンセプト評価の全貌がついに明らかに。中毒性あふれるメロディが大きな注目を集めた楽曲「Goosebumps」チームの熱い友情に、注目が集まっている。
田島将吾・西洸人・池﨑理人・西島蓮汰・小池俊司・中野海帆・笹岡秀旭・上田将人によって構成されたこのチーム。前回のポジションバトルに悔いがあると明かした池崎がリーダーを、パワフルでダイナミックなダンスを得意とする西がセンターを務め、経験豊富な西がメンバーそれぞれの個性に合わせてフォーメーションを考えたりと、メンバーたちはさっそくステージへの準備を開始した。
完璧な自分へのしがらみ
人気も実力も兼ね備えた練習生たちが結集したこのチームだが、そんな8人の前にも、大きな壁が立ちはだかる。レコーディングの際には、木村柾哉とともにいつも1位争いを繰り広げている人気練習生・田島が思いがけず苦戦。なごやかな雰囲気で始まったレコーディングだったが、田島はなかなかOKをもらうことができず、「もっと自信を持ってやって」と言われながら何度もやり直しすることに。田島の顔からはみるみる元気がなくなっていき、そんな田島の様子にいち早く気づいた西は、「大丈夫だよ」と声をかけながら田島を外へ連れ出した。そんな田島の様子に小池は「たじくん泣いてた…」とつぶやき、田島の苦しみを察知。田島と別の場所に移動した西は「思うようにいかなかった?」と優しく声をかけ、「変だった」と話す田島の言葉を「変じゃないよ!」と力強く否定。悩む田島を抱きしめ、「がんばったよ」「自信持って。カッケー声してるんだから」と励ましながら寄り添う姿を見せた。
田島はこのことを練習日誌に「完璧でなければならない、自分もそうでありたいし、求められている部分もあるし、周りの練習生たちの期待値も高い。その中で、自分の弱い部分やまだ足りない部分は、絶対に見せたくないし、競争の場である以上、自分をしっかり自分でプロデュースして補い、武装するのがしがらみのように身についていた。今日のレコーディングを通して、そのしがらみという武装を無理矢理はがされた。今回の出来事を通して、恥を捨てたような、本当の意味での自分をさらけ出した気がした。それで、けっこうもう吹っ切れた。あとはもう練習のみだ」と書き、この苦難が、自分にとって大きなターニングポイントとなったことを明かした。
リーダーとしての重圧
先の見えない不安や葛藤の中、懸命にパフォーマンスに取り組んでいた練習生たち。するとチームの成長に強い責任を感じていたリーダー・池﨑に、ついに限界が来てしまう。とつぜん顔から表情が消えた池﨑は、笹岡からの「理人、ちょっと休みな」の声に涙しながら「キツイ…」と本音をあらわに。メンバーに支えられながら外へ出ると、「いろんな不安が多すぎてつらくて、目指す場所があまりわからなくなっている」と本音を明かし、リーダーとしても1人の練習生としても、重圧に押しつぶされそうになっていたことを明らかに。メンバーたちは西を中心に「頼りすぎるのはやめよう」と池﨑の負担を考慮し、西は池﨑のもとへ。池﨑を明るく迎えられるよう、メンバーたちは心機一転、ますます練習に力を入れる情熱を見せた。
翌朝、いちばんにスタジオに入ったのは池﨑。「リーダーとしてみんなとがんばりたい気持ちがあったけど、いろいろうまくいかなくて」「ちゃんと自分の中で整理して、今の目標はただコンセプト評価を全力でがんばってみんなと勝つこと」「お騒がせしました」と話した池﨑を、メンバーたちはだれ1人深く追及することなく受け入れ、また気持ちを新たに練習を開始。池﨑は当時のことを「ありがたかった」「何も言わずに練習を始めてくれて、うれしかったし気合が入った」と明かした。トレーナー・青山テルマがレッスンの際に言った「強い自分になれるのは弱い自分を認めてあげるから」という言葉も、数々の苦難を乗り越えた8人にとって、強く背中を押される一言となったであろう。
#8 ハイライト|メンバーを襲う焦りと不安、そしてリーダーの重圧-チーム「Goosebumps」
1人1人の強い個性はもちろんのこと、お互いを思いやる優しさや愛によって、その個性をみごと調和させた8人。いよいよ始まったステージでは、8人は思わず息をのんでしまう力強く圧倒的なパフォーマンスを披露。歌唱力にダンス、そしてたった1度のステージにかける妥協のない情熱を輝かせ、この8人だからこそできる一体となったステージを見せつけ、見る人の心を一瞬にしてわしづかみにした。
#8 ハイライト|コンセプトバトル ♫ Goosebumps パフォーマンス
血のにじむような努力をすべて発揮したパフォーマンスの結果、なんと8人はみごとコンセプト評価で1位を獲得。個人順位では田島が1位となり、8人はチーム1位のベネフィットとして24万票を手にした。
いよいよ後半戦に突入した「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」。これまでの成長をしっかり見せつけるかのような練習生たちのステージに、国民プロデューサーは称賛の声を送っている。