BTS(防弾少年団)が、コロナ終息後初めて行うコンサートではあいさつができないかもしれない・・・と本音をもらしたことが話題になっている。コンサートでファンにあいさつができないとは一体どういうことなのだろうか。
3月29日、KBSスペシャルトークショー“Let’s BTS”に出演したBTS。メンバーたちは、コロナ終息後に行いたいコンサート像について語った。長い期間新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、コンサートも行えていない彼ら。そんな彼らにとってコロナ終息後に初めてできるコンサートはとても思い入れのあるものになるだろう。そこで司会者から、コロナ終息後の最初のコンサートで、ファンに対して初めにどんなあいさつをしたいかという質問があった。
それに対しジミンは
「あいさつはしないと思う。コンサートができなかったこの期間、見せたかったのに見せることのできなかったものが多すぎて、最初のコンサートは最後までパフォーマンスをやり切りたい」
と、あいさつの時間を惜しむほど、披露したいパフォーマンスがあることを伝えた。コロナの影響で予定していた公演もすべて中止。コンサートに向けてたくさん準備もしてきたに違いない。それなのに一度も披露できていないパフォーマンスを、最後までファンに思う存分楽しんでほしいと考えているのだろう。
またメンバーたちはそれに加え、
「もし初めにあいさつをすると感情的になって泣いてしまうかも。」
「声が出なくなって歌えなくなってしまう。」
と、ファンに対する溢れる思いを見せた。初めに話してしまうと、ファンに会えた喜びや様々な感情がこみあげて泣いてしまうかもと思ったのだろうか。涙で声が詰まってしまうことを心配し、あいさつはしないと考えたようだ。これもファンに対する愛と彼らのプロの意識の表れだ。
またRMは理想的なあいさつとして、
「パフォーマンスが全て終了し、大歓声の中1分間その歓声を聞いておきたい。そしてその後、僕たちのことが見えるか!”Can you see me?” “We are back!”と叫びたい」
とファンが立ち上がり泣き叫ぶ様子が今にも目に浮かんでくるような、感動的な再会を語った。
その一方で、Vやシュガは
「今までまるでなにもなかったかのように、これまで通りの僕たちのライブを行いたい」
「僕たちはなにも変わってないよ、と伝えられたらいいな」
とファン、BTS彼ら自身共に、コロナのしんどかった期間を忘れることができるような理想のコンサート像を語った。
メンバーそれぞれが思い描くコロナ終息後のコンサート像。あいさつがあるにしてもないにしても、感動的な再会になることは間違いない。この辛い時期も、BTSに元気をもらっている人はたくさんいることだろう。多くのファンがBTSとの一日も早い再会を待ち望んでいる。
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