BTS（防弾少年団）など人気グループが所属するHYBEのミュージアムがついにオープンした。
HYBEのミュージアム「HYBE INSIGHT」が本日（5月14日）、韓国・ソウルにオープンした。BTSやSEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHERなど、人気グループが所属するHYBEのミュージアムというだけあり、その内部に注目が集まっている。
こうしたアイドルグループの所属事務所が運営する施設では、アーティストたちの功績を展示するような形が一般的だが、「HYBE INSIGHT」は一味違うよう。HYBEがミッションとして提示した「We believe in Music（私たちは音楽を信じる）」というキーワードに合わせ、HYBEの音楽とアーティスト、そのファンを記念するような施設になっている。
室内は、BTSのスター性や成功に依存した展示ではなく、代表プロデューサーたちを模したキャラクターが音楽を作っていく過程を再現しながら、数々のヒット曲が制作される作業室の様子を見せる。
また、BTSの「FAKE LOVE」やSEVENTEEN「Left＆Right」、NU’EST「BET BET」などの楽曲が、どのように多くの層で構成されているかを、さまざまなシステムを通して直感的に体感できる。
さらに、ダンスに関連する展示も多く見られた。体の動きが振り付けになっていく過程を展示したり、アーティストたちの練習室の様子、さらにはクロノーフォトグラフィ（科学的研究のために動きを連続的に撮影した写真）で動作の細かい動きまで徹底的に見せている。
施設には、アーティストが実際に着用した衣装も公開されている。BTSが「MIC Drop」で着た衣装のほか、SEVENTEENが着用した指輪など、さまざまなアイテムを直接確認することもできる。
展示の最後には、ここでしか見れないアーティストのインタビューも直接見ることができ、練習生時代のエピソードや人気曲の制作秘話も聞くことができる。
Take a sneak peek into @HYBEOFFICIALtwt‘s newly built museum “Hybe Insight!” pic.twitter.com/Pcohbcl6ps
— KpopHerald (@Kpop_Herald) May 13, 2021
「HYBE INSIGHT」は、は観覧客の安全と快適な利用のためのオンライン事前予約制で運営される。観覧を希望する利用客は、公式ホームページと6月3日にオープンするモバイルアプリを介して申請することができる。現在、新型コロナウイルスの影響で日本から行くことは難しいが、観光が再開されれば、韓国の新たな観光名所となることだろう。
