いつも華やかで完璧なステージを見せるK-POPアイドルたち。アーティストたちの歌声やダンス、ビジュアルを楽しめるステージだが、そのファッションもステージを輝かせる大きなファクターとなっている。
そんなアイドル界で重視されるのが、スタイリストの存在だ。スタイリストたちは、各グループや楽曲のコンセプトに合わせながら、メンバー一人一人をより魅力的に見せる衣装を用意するという、重大な仕事を担っている。そのため、スタイリストはファンから称賛の声を受けることもあれば、叱咤激励されることも多い。
このように、K-POPアイドル業界において重要な役割を担うスタイリスト。実は今、NCTのスタイリストだった人物がSEVENTEENに変わったのではないかと、韓国ファンの間で大きな話題になっている。
NCT Uの代表曲「Make A Wish (Birthday Song)」の衣装でもわかるように、NCTの衣装は既存のK-POPアイドルのイメージとは違い、レトロな雰囲気を取り入れながら、オーバーサイズで柄物やカラフルなアイテムを多く使っている。一方、SEVENTEENの以前の衣装はグループ全員で統一感のあるカラーを用い、シンプルながらもトレンド感のあるスタイリングだった。
しかし、SEVENTEENが最近日本でリリースした楽曲「ひとりじゃない」のプロモーション活動では、そのスタイリングが一変。今までと全く違うファッションを見せているのだ。
13人のメンバーたちは各々違った色でカラフルながらモノのアイテムを着用している。また、彼らの衣装はこれまで、セットアップのようなシンプルなデザインが多かったが、アシンメトリーのデザインや小物を多く使い、以前より前衛的な印象だ。
この変化にネットでは、「NCTのスタイリストがSEVENTEENに移ったという噂は本当だったんだ」という声が続出。以前から、NCTのスタイリストがSEVENTEEN担当に変わったのでは?と言われていたが、今回のスタイリングでその噂が真実だったと確信しているファンも多いのだ。
ただ、このスタイリングにネットからは厳しい意見も。カラフルで一人一人が個性的なコーディネートは、少人数でユニット活動を行い、コンセプト自体も独特なNCTならともかく、13人という大人数で息のあった群舞を披露するSEVENTEENには合わないという意見もあるのだ。
これに韓国のネチズンからは、
「おしゃれでいいと思う!」
「あまりにバラバラで、逆にSEVENTEENらしくない」
「メンバーたちの体型に合っていないのでは?」
など、賛否両論の声が集まっている。
※記事初出時に記事内の一部表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。