「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の練習生 古瀬直輝が、番組を辞退することを発表。そのとつぜんの知らせに、国民プロデューサーからは涙する声が殺到している。
5月6日、GYAO！にて配信された「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第5話。脱落者が決まる第1回順位発表式がおこなわれたが、その際、才能あふれるオールラウンダーとして人気を集めていた練習生・古瀬直輝が、番組を辞退することを明らかにした。
順位発表のシーンから、新型コロナウイルスに感染してしまったことにより、式を欠席していることがアナウンスされていた古瀬。そして全員の順位が明らかとなった番組終了後には、古瀬が合宿参加時におこなわれたPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していたことがわかったこと、そして約10日間の隔離を経た再度のPCR検査の結果、残念ながら再び陽性反応が出てしまったことから、番組収録に間に合わず、今後の番組参加を断念することになったことが発表された。
ビデオレターにて番組に登場した古瀬は、番組や国民プロデューサーへの思いを、涙ながらにこう語った。
「国民プロデューサーのみなさま、古瀬直輝です。とつぜんの発表となり、驚かせてしまい、本当にすみません。合宿前におこなわれるPCR検査にて、僕自身まったく無症状だったのですが、陽性と診断され、10日間コロナ療養施設にてコロナと戦っていたのですが、順位発表式に間に合わせることができず、運営スタッフの方々も様々な可能性を考えてくださったのですが、コロナ陽性という大きな壁に打ち勝つことができませんでした。
国民プロデューサーのみなさん、今回はこのような形でみなさんの応援を裏切るようなこととなり、本当にごめんなさい。コロナは本当に怖いです。いつ襲ってくるかわかりません。みなさんも絶対、この僕の状況を知って、気をゆるめないでほしいです。気をつけていてほしいです。
無限大2班のステージは、見てもらえましたか？ 自分の可能性はまだまだ無限大にあると信じて、僕は必ず、さらにこの苦難を乗り越えた姿で、また輝く古瀬直輝としてステージに立ちます。約束します。これまで応援してくださって、ありがとうございました。そして僕の姿は来週から見られなくなりますが、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」は、これからも続きます。僕の仲間たちががんばっている姿を、引き続き応援してください。またいつか、かならず僕を見つけてください。ありがとうございました」
グループバトルではJO1の楽曲「無限大」を披露し、その並外れた歌やダンスの才能、そして周囲の仲間たちをどんなときも気遣い、真っ正面から本気で向き合っていく強さと優しさの持ち主としても見る人の心を熱くしていた古瀬。アーティストとしての才能だけでなく、1人の人間としてすばらしい人柄を持つ彼の未来を、これからも変わらずに応援し続けたい。
