人気K-POPボーイズグループ6組が熾烈なバトルを繰り広げるサバイバル番組『KINGDOM:LEGENDARY WAR』(以下、KINGDOM)。それぞれ2組ずつペアになり、お互いの楽曲を新しく解釈してパフォーマンスを披露する第2ラウンドの後半戦が放送された
[本記事は『KINGDOM』第5話のネタバレを含みます。]
ATEEZ
【動画】리듬 타 (The Awakening of Summer) – 에이티즈(ATEEZ)
第1ラウンドの出演者評価、専門家評価ともに1位を獲得したATEEZは、対面式より披露してきた“海賊”コンセプトを引き継ぐコンセプトとしてスペインのドラマをチョイス。他の人を洗脳して、犯罪を手伝わせるというストーリーを基に、「リズムに乗れない人も乗れるように」というテーマを掲げてiKONの「RHYTHM TA」を披露した。
コンセプトがスペインのドラマということもあり、「RHYTHM TA」をラテンに編曲。また車の中からパフォーマンスをスタートさせたり、サンがブレイクダンスに挑戦したり、ステージを上から撮影することでロープを登るシーンを再現したりするなど、パフォーマンスのポイントとなるダイナミックな要素も上手く取りいれた。
自然に踊りだしてしまいそうな、原曲とはまた違う楽しさを演出したATEEZ版の「RHYTHM TA」にはiKONのメンバーも大絶賛。まさにATEEZにしかできない真新しいステージを見せつけた。
BTOB
【動画】 Back Door – 비투비(BTOB)
BTOBはメンバー4人のそれぞれの個性を発揮できる曲としてStray Kidsの「Back Door」を選曲。しかし、ボーカルに定評があるBTOBでさえも「キーが高すぎる」と苦戦。少し弱音を吐くシーンもみられた。
“関係者以外は立ち入り禁止”と歌っている「Back Door」の世界観をしっかりと残しつつ、BTOBらしさを加えるためステージのコンセプトは“舞台裏”に設定。4人のロックスターが楽屋からステージ立つまでの様子をパフォーマンスで表現した。
対面式や第1ラウンドでは、そのボーカル力を活かし、心に歌いかけるような儚いステージを繰り広げてきたBTOBだったが、今回のステージでは大人のワイルドさを発揮。まるでアメリカの授賞式を見ているかのような豪華なステージにStray Kidsも大熱狂した。
Stray Kids
【動画】기도 (I’ll Be Your Man) (Stray Kids Ver.) – 스트레이 키즈(Stray Kids)
最後のステージを飾ったのは、これまで圧倒的な強さを見せてきたStray Kidsだ。今までのパフォーマンスではチャンビン、ハンを中心に力強いラップを披露してきたStray Kidsだが、今回のステージでは彼らのボーカル力をアピールすることに。ライブに定評のあるBTOBの楽曲なかでも、特にむずかしいとされる「I’ll Be Your Man」を選曲した。
大切な人のために、自らが犠牲になることを表現したステージでは、歌いだしから、圧巻のボーカルを披露したスンミンとハンに競演者も唖然。特に、これまでラッパーとしての姿をみせていたハンの歌唱力の高さには度肝を抜かれた。
Stray Kidsはグループの末っ子、アイエンが床に横になったままみごとな歌唱を見せるなど、ボーカルも強いことを証明。また3RACHAと呼ばれるバンチャン、チャンビン、ハンの3人は「I’ll Be Your Man」の新しい世界観を生み出し、編曲の才能も見せつけた。一方、アイエンは緊張のせいかあまり満足のいくパフォーマンスができなかったよう。自分のせいでステージの出来が下がってしまったと涙を見せる場面もあった。
第2ラウンド中間結果
すべてのステージを終え、出演者、専門家の評価の結果が発表。今回のステージで堂々の1位を獲得したのは、第1ラウンドに引き続きATEEZだ。2位には第1ラウンドで最下位となってしまったSF9がランクインした。
一方、今回、最下位となってしまったのは、THE BOYZ。Stray Kidsも5位と第1ラウンドではトップに君臨していた2組が順位を落としてしまった。
4月29日午後10時から5月2日午後11時59分まで、グローバルファン投票を実施。また最終評価に40%反映されるグローバルプラットフォーム再生回数評価も残っている。THE BOYZとStray Kidsは順位をあげることができるのか、注目だ。
第2ラウンド 専門家・出演者評価の結果
1位 ATEEZ
2位 SF9
3位 BTOB
4位 iKON
5位 Stray Kids
6位 THE BOYZ