「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第1回レベル分けテスト後半戦の全貌がついに明らかに。実力とアイデアにあふれた個性豊かなステージに、注目が集まっている。
4月15日に配信された「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第2話では、前回から続く第1回レベル分けテストの後半戦、そして再評価に燃える練習生たちの奮闘が公開された。今回は、そんなレベル分けテストにて大きな話題となったステージの中から、4チームを厳選して紹介。トレーナー陣をあっと驚かせたパフォーマンスの数々を振り返る。
リベンジャーズ
前回のシーズン1で101人に残れなかったという、四谷真佑・古瀬直輝・安江律久・三佐々川天輝の4人で構成されたチーム「リベンジャーズ」。ダンス歴11年の古瀬がチームを率先して引っ張り、3人もそんな古瀬の指導の下、チームのスキルアップを目指して奮闘する姿が公開された。
4人が選んだのは、シーズン1で披露された楽曲「DOMINO」。ダイナミックで表現力豊かなそのステージは、チームの努力が垣間見えるようなパフォーマンスだったが、その中でも特にトレーナーの視線を奪ったのは、やはり古瀬直輝。仲宗根はステージが終わった瞬間に「直輝、よかったぞ!」と声をかけ、「どこにいても目立ってた。端っこだろうがどこだろうが本当に目立つ人は目立つ」「直輝くん、ちょっとくぎづけでした」と大絶賛。古瀬もうれしそうに「ありがとうございます!」と頭を下げた。
しかし個別評価の結果、絶賛を受けた古瀬はB、四谷はC、安江と三佐々川はDという結果に。「Aクラスに入って、テーマ曲でセンターを目指す」と意気込んでいた古瀬は思わず涙してしまい、KENZOはそんなリベンジャーズに「名前をリベンジャーズっていう風にするんだったら、自分たちがデビューするんだっていう、それを勝ち取るんだっていう気持ちでもっとパフォーマンスしてもいいんじゃないかって思う」とアドバイス。古瀬は「さらに上を目指せっていうトレーナーの方からの思いが込められてるのかなと捉えた」と話し、「未経験を言い訳にしたくない」と思いを明かした四谷も、今回の悔しさをバネに「上だけを目指してがんばる」と語った。
#2 ハイライト|チーム「リベンジャーズ」のレベル分けテスト トレーナー評価は?
いきなりスマイル
前回の放送でも、登場の時点からそのキャラの濃さと大胆なユーモアセンスで大きな注目を集めていた村松健太・テコエ勇聖・西洸人の3人で構成された「いきなりスマイル」。特に西は、経験豊富なダンススキルや目を引くビジュアル、そしてそんな雰囲気とは打って変わったおちゃめな人柄で国民プロデューサーたちを魅了しており、彼らのステージには期待が集まっていた。
そんな3人がステージで披露したのは、なんとDA PUMPの楽曲「U.S.A.」。KENZO本人の前でパフォーマンスするのはかなり勇気のいることだが、3人はKENZOに中途半端なものは見せられないという思いで懸命に練習。振り付けは西が担当し、プレッシャーをステージへの情熱と努力に変える姿を見せた。そしてそんな練習の結果、3人の魅力がこれでもかとつまった大胆でユーモアあふれるステージに、KENZOは「めちゃくちゃ最高なパフォーマンスだったよ!!!」と大絶賛。3人が踊り始めた瞬間からスタジオは大盛り上がりし、見ていた練習生たちも一緒に体を揺らしてノリノリに。さらにKENZOは、西が見せた斬新な音のハメ方について取り上げると、「ダンスのセンスあんなぁ」と太鼓判を押した。個別評価の結果、西はA、テコエはB、村松はCとなった。
そしてこのステージでは、仲宗根がとつぜんテコエに「どうした?」と声をかけたことによって明らかになった、テコエの切実な思いも話題に。テコエは仲宗根からの問いかけにこらえきれないように涙を流し始めると、「すごいダンサーと同じチームになって、振り付けを作るときも、自分の100%のアイデアを超えてくる西のクリエイティブさが自分にないことがすごく悔しかった」「村松を絶対に引っ張ってあげないといけないっていう思いがあった。絶対Fにはしたくないって思っていた」と隠していた本音を告白。いつも明るく無邪気な彼が泣きながら明かしたこの思いには、仲宗根も「あなたは優しい心を持っているからこそ、みんなをケアして、スマイルに持って行こうって思ってるのがわかる」「自分よりレベルが高くて才能がある人と一緒にいられることイコール、そこをもっとプラスにとってほしい。自分を落とすんじゃなくて」と熱い心でアドバイスした。このワンシーンは、見ている国民プロデューサーたちの胸をぐっとわしづかみにした。
#2 ハイライト|チーム「いきなりスマイル」のレベル分けテスト トレーナー評価は?
DU Quintet
テーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」でみごとセンターを務めた木村柾哉・小林大悟・阿部創・笹岡秀旭・小池俊司の5人で結成されたのは、チーム「DU Quintet」。テーマ曲でのセンター、そして前回発表された暫定順位でも堂々の1位を獲得した木村がいるとあり、チームには大きな注目が集まっていた。5人はSEVENTEENの「24H」を選び、ピタリとそろったダイナミックなダンス、そして安定した歌唱力でスタジオを圧倒。パフォーマンス中には何度も5人のステージに感動するトレーナーたちの姿が映し出された。
ステージが終わった瞬間、仲宗根は「大悟成功する」「大悟、あなたはスター!」と小林を絶賛し、KENZOも「小林大悟くん、本当にすばらしかった。センターに1人だけ出てきたところの表情で心をつかまれた」と小林にメロメロ。個別評価の結果は、小林と小池はA、笹岡はC、阿部はD、そしてまさかの木村がBとなり、この結果には練習生たちもビックリ。木村は後で「悔しいし、自分が情けない」「言葉にできない感情に押しつぶされそうになってる」と涙を流しながら思いを明かし、自身の結果にショックを受ける様子を見せた。
意外な展開で注目を集めたこの個別評価だが、ここでさらなる出来事が。「ちょっと言わせてほしい」と口を開いたKENZOは、先ほど絶賛した小林を呼ぶと、小池がフリースタイルをした際の小林の態度を「ほめられた後に、だれかパフォーマンスしてるとき「自分評価高いかも」って空気に出てた」「心の謙虚もないと絶対ダメ。いくらダンスが上手いやつ、いくら歌が上手いやつ、そんなやつに魅力なんて感じねぇよ」とピシャリ。このKENZOの言葉には、小林も素直に「すみませんでした」と謝罪し、「安心した気持ちでそういったところが出てしまった」と反省。バックステージでは、笹岡が「いっぱいがんばったから安心したよね。そうだよね、そりゃするよ。おめでとう!」と小林をフォローした。小林の高い技術力、KENZOのまっすぐな叱咤、そして笹岡の温かい気遣いなど、このステージは国民プロデューサーにかなり強い印象を与えたようだ。
#2 ハイライト|チーム「DU Quintet」のレベル分けテストトレーナー評価は?
Team-A
フィリピン出身の飯沼アントニー、中国出身の許豊凡、インドネシア出身の仲村冬馬という多国籍な3人で構成されたチーム「Team-A」。公開された映像にてすでに大きな注目を集めている3人は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの楽曲「One in a Million -奇跡の夜に-」をパフォーマンス。オープニングから引き込まれる透き通るような歌声とキレのあるダンスには、トレーナー陣も練習生たちも一瞬にしてうっとり。最後まで気を抜かないステージで、スタジオを圧倒した。
このステージで特にトレーナー陣の目を引いたのは、その独特な歌声と個性あふれるキャラクターで話題を集めていた飯沼。KENZOは飯沼の魅力を「人気って人が気になるから人気って書く。そういう人になれるんじゃないかって直感で思った」と絶賛。その結果、飯沼はみごとA評価を勝ち取り、のちのインタビューでは「涙が止まらない」と号泣。仲村も同じくAを獲得し、発表した仲宗根の言葉が信じられないといった様子で自身の結果にビックリ。続く許はCとなり、仲宗根は「フリースタイルの中でどれだけオリジナルを出せるかってこと」とアドバイスした。
#2 ハイライト|「Team-A」のレベル分けテスト トレーナー評価は?
今回発表された練習生たちの評価
四谷真佑 / C
古瀬直輝 / B
安江律久 / D
三佐々川天輝 / D
村松健太 / C
テコエ勇聖 / B
西洸人 / A
阪本航紀 / D
西山知輝 / F
大和田歩夢 / F
内田正紀 / D
篠ケ谷歩夢 / F
上田将人 / F
高塚大夢 / B
安積夢大 / D
木村柾哉 / B
小林大悟 / A
阿部創 / D
笹岡秀旭 / C
小池俊司 / A
飯沼アントニー / A
許豊凡 / C
仲村冬馬 / A
多和田大祐 / D
山本遥貴 / B
小堀柊 / C
福田歩汰 / D
飯吉流生 / C
松本旭平 / D
枝元雷亜 / D
第1回レベル分けテストによって、次々と明らかになった練習生たちのすばらしい実力と個性。ここから彼らがどう才能を輝かせていくのか、これからの成長が楽しみだ。