4月8日、ついにサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のレギュラー配信がスタート。「オンタクト能力評価」によって選抜された練習生60名の暫定順位が公開されたほか、第1回レベル分けテストもおこなわれ、練習生たちの現在の実力がA、B、C、D、Fまでのランクで評価が付けられた。
そんな初回放送の中から、前回公開した順位発表の特集記事に引き続き、今回は第1回レベル分けテストで披露された練習生たちのパフォーマンスに注目。数あるステージから厳選して、トレーナー陣のコメントとともに一挙紹介する。
SUPER MENSORE
記念すべきトップバッターを務めたのは、上原貴博・松田迅・北山龍磨の3人で構成されたチーム「SUPER MENSORE」。松田は「まさかトップバッターをやらせてもらえるなんて思わなかった」と話し、3人とも隠しきれない緊張をあらわにした。
いよいよスタートした第1回レベル分けテスト。3人は5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの「ハッシュ ハッシュ」に合わせ、エネルギーあふれるパフォーマンスを披露。見ていた練習生たちも一緒にノリノリになって手拍子を始め、さらに上原はみごとなアクロバットまで披露。これにはトレーナーの仲宗根梨乃も盛り上がり、スタジオは一気に明るくなった。最後のキメポーズまで愛らしく終わった3人のステージ。上原は「めっちゃ楽しかった」と感想を明かし、松田は「みんなが盛り上げてくれてやりやすかった」と感謝した。
ステージ終了後、仲宗根は「貴博は愛してるね、ダンス。すごくわかるし、いい意味で3人の中でいちばん安定してた」と上原を評価。続けて「もっと上見てほしい」と激励のコメントを送り、KENZOも「各トレーナーもトップバッターとしてすばらしかったと言っていた。貴博くんがアクロバットした瞬間にパフォーマンス自体が生き生きしてきて、生きているダンス、生きている歌声になった」とコメント。トレーナー陣の話し合いの結果、3人は全員Cという評価になった。
[#1ハイライト]チーム SUPER MENSOREのレベル分けテストの評価は?
D フライト
続いて登場したのは、そのキャラの濃さはもちろんのこと、豊富なダンス経験と安定した実力の持ち主としておなじみの福田翔也・ヴァサイェガ光によって構成された「D フライト」。ステージ前には和気あいあいと練習を重ねる2人の姿が流れ、2人の熱い意気込みが伝わってきた。
そんな2人は、LiSAの「炎」にのせて、1秒たりとも目が離せないしなやかで力強いパフォーマンスを披露。見ていた練習生たちをうっとりと魅了した。ステージ終了後には、仲宗根がすぐさま振り付けを絶賛。しかし次の瞬間、「もっと2人いけるでしょ!って感じた」と率直な思いを明かすと、ヴァサイェガには「もっと隠してる。この世界で伝えたいこともっと持ってるはず」とアドバイスし、福田には「何遠慮してんねんって感じ。ターンの着地のクリーンさとかじつはヤバいっすよ」と話し、ダンスで全米制覇をしている福田の実力を評価。「もっと何か見せて」とお願いし、福田は単独パフォーマンスでその並外れた実力を証明。KENZOは「今のフリーのがいちばん心に響いた」とコメントした。
審査の結果、福田はB、ヴァサイェガはCという結果に。この厳しいランク付けには、練習生からも「どういうこと…?」と驚きの声が。青山テルマは「ちょっとダンスにとらわれすぎてたかも。歌とダンスのバランスが惜しかったかな」とコメント。実力があるからこそ、2人はバックステージでその悔しさを表現し、「お互いAで合流したいね」と励まし合った。
[#1ハイライト]チーム D フライト のレベル分けテストの評価は?
T-RAP
次にステージへ立ったのは、ラップ志望の中野海帆と池崎理人で構成された「T-RAP」。2人が選んだのは、トレーナー・KEN THE 390の楽曲「インファイト」。本人の前でパフォーマンスすることはかなり勇気のいることだが、2人はそんな緊張を感じさせないほど堂々とした姿で会場を圧倒。ラップはもちろんのこと激しいダンスもみごとにこなし、2人の自信にあふれた姿にはトレーナー陣も思わず笑顔に。KEN THE 390本人も「ダンスしながらラップして、ただでさえ言葉数が多いのにリズムのブレも少ないし、すごくいいパフォーマンスだった」と評価し、中野はB、池崎はCという結果になった。
さらにここで、仲宗根は2人に「俺が見たかったのは、うりゃあやり始めてマイクも投げて、理人が自分だけでバンバンババンバン! そこでもっとラップ出してく!待たんで待たんで歌ったれ! これくらいやらんとダメっすよ!フロアぶち壊せ! 曲ぶち壊せ! これが最後のチャンスくらいでやらないとダメだよ!」と超熱いアドバイスをプレゼント。SNSでもこのワンシーンは話題となり、T-RAPの2人はもちろんのこと、仲宗根の人柄にも魅了される国民プロデューサーが続出したようだ。
[#1ハイライト]チーム T-RAP のレベル分けテストの評価は?
浪速のプリンス
続いて登場したのは、尾崎匠海・後藤威尊・佐野雄大の3人で構成された「浪速のプリンス」。後藤と佐野はそれぞれ「練習生が気になる練習生 TOP3」のファッションとビジュアル部門にランクインしており、暫定順位でもデビュー圏内。3人の登場はかなり注目を集めた。
3人は平井大の「Stand by me, Stand by you.」を選び、透き通るような歌声としなやかなダンスを披露。終了後には、これまで路上ライブやグループ活動でその歌声を磨き続けてきた尾崎に対し、青山は「アカペラを聴かせて」とリクエスト。尾崎は、その圧倒的な歌唱力と、それだけにとどまらないダンスの実力によって、なんと第1回レベル分けテスト初のAを獲得した。尾崎はあまりのうれしさにその場で号泣。「今までやってきたことが無駄じゃなかった」と話し、バックステージではチームの2人に頭を下げて「ほんまにありがとう」と感謝。これには佐野も思わず号泣してしまうなど、強い絆を感じさせた。Fになるかと心配していた佐野はD、後藤はCという結果になった。
[#1ハイライト]チーム 浪速のプリンス のレベル分けテストの評価は?
DK WEST
続いてのステージは、現役高校生である平本健・大久保波留・井筒裕太・寺尾香信の4人で構成された「DK WEST」。登場した瞬間からフレッシュさにあふれたこのチームは、まるで高校の休み時間をのぞき見しているかのような仲の良さを披露。寺尾は、実家がお寺で住職になることを望まれていたという意外なバックグラウンドも明かし、大きな注目を集めた。
すでにその愛らしさで会場を魅了した4人は、ジャニーズWESTの「プリンシパルの君へ」とパフォーマンス。見ているだけで自然と笑顔になってしまうほどハッピーなダンスと表現力には、青山と仲宗根も「めちゃくちゃかわいかった」「若いっていいわ。1人1人がいい!」とうっとりし、KENZOは自身の体験談を交えながら「あなたたちのダンスは人に元気を与えたり、夢や希望を与えてくれるような、ハッピーにさせてくれる気持ちが伝わった」と絶賛。平本と井筒はB、大久保と寺尾はCとなり、青山は「みんながどう成長するか楽しみ」と温かい言葉をかけた。
[#1ハイライト]チーム DK WESTのレベル分けテストの評価は?
K フェニックス
今回の放送で最後に登場したのは、韓国の事務所で練習生をしていた経験がある田島将吾・西山蓮汰の2人で構成された「K フェニックス」。練習生が公開された当初から、田島にはかなり注目が集まっており、暫定順位も2位というデビュー圏内。韓国で培われた実力がどう披露されるのか、期待が高まった。
そんな2人は、番組のシーズン1でデビューしたJO1の楽曲「La Pa Pa Pam」をパフォーマンス。冒頭からケタ違いの実力を見せつけた2人は、些細な動きまでも徹底してこだわり抜かれた力強くダイナミックなダンスを披露し、安定した歌声まで披露。このステージにはトレーナー陣も満面の笑顔を浮かべ、2人の魅せ方に夢中に。スタジオは一気に大盛り上がりし、KENZOはなんとスタンディングオベーションで2人の実力を「一気に空気感が変わった」と大絶賛。評価では田島も西山もみごとAを獲得し、田島はその安心感から思わず床に倒れ込んでしまうハプニングも。先ほどのステージで見せたクールさとは打って変わった愛らしさで、国民プロデューサーをさらに虜にしたようだ。
[#1ハイライト]チーム K フェニックス のレベル分けテストの評価は?
ここまで発表された練習生たちの評価
上原貴博 / C
松田迅 / C
北山龍磨 / C
福田翔也 / B
ヴァサイェガ光 / C
中野海帆 / B
池崎理人 / C
尾崎匠海 / A
後藤威尊 / C
佐野雄大 / D
篠原瑞希 / F
福島零士 / C
佐久間司紗 / D
太田駿静 / C
栗田航兵 / C
古江侑豊 / F
服部息吹 / C
内藤廉哉 / D
森井洸陽 / F
平本健 / B
大久保波留 / C
井筒裕太 / B
寺尾香信 / C
藤牧京介 / B
藤本世羅 / D
宮下紀彦 / D
田島将吾 / A
西山蓮汰 / A
次回の放送では、いよいよ暫定順位で1位を獲得した木村柾哉や、BTS(防弾少年団)が所属する事務所 HYBE(旧 BigHitエンターテインメント)の日本法人であるHYBE LABELS JAPAN(旧 BigHit JAPAN)の元練習生である高橋航大と児玉龍亮のパフォーマンスが明らかに。いよいよ始まった「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から、目が離せない。