SEVENTEENのミンギュが活動を再開する。
4月6日、SEVENTEENの所属事務所 Pledisエンターテインメントは、ミンギュの学生時代のいじめ疑惑について最終的なコメントを発表した。
ミンギュは2月に、学生時代に障害を持った生徒に暴力を行ったという疑惑が浮上。事務所側は事実無根であるとの声明を発表したが、他の事案についても確認中であるとして、ミンギュは一時活動を中断していた。
Pledisは、3週間以上にわたり事実確認を行ったことを報告。約10年前に起きたことであるため、それぞれの主張にズレが生じた部分もあったが、事実ではなかった部分を正し、誤解を解いたと説明した。
またミンギュは公式文を通じて、「意図はなかったとしても、傷つけてしまったことを申し訳なく思っている」という気持ちを伝えた。
今回、被害を訴えた人物もアーティストがより大きな責任を負うことを望んでいないとして、ミンギュは順次活動を再開していく予定だ。
▼Pledisエンターテインメント公式コメント
「こんにちは、Pledisエンターテインメントです。オンライン上に掲載されたSEVENTEENのメンバー ミンギュの学生時代について当社の最終立場を伝えます。
まず、当社は今回の事案について、その過程で誰も不当に感じないようにするという原則のもと事実関係をもれなく確認しました。したがって、今回の投稿を掲載した人物と直接疎通し、事実関係を確認し、事実でない部分や誤解があった部分を正し、明らかにしました。
先だってお伝えしたコメントに続いて、最後に中学時代について書いた投稿者を通じて、Bと呼ばれる当事者の方とも連絡がつき、3週間以上の事実確認をしてきました。約10年前の出来事について、それぞれの主張と記憶にはズレがありましたが、お互いに同意できる点を見つけるために努力しました。
当事者の方と直接会って話し合い、証拠や第3者の話を照らし合わせながら、お互いの考えを理解、配慮し、議論を続けてきました。アーティスト(ミンギュ)は中学生時代の友人がイタズラしていた時、そばで何気なく一緒に笑っていたと説明しました。そのため当事者の方が訴えた状況については記憶がないが、意図していなかったとしても、自分によって当事者の方が傷ついた部分があれば申し訳なかったと会社を通じて伝えました。当事者の方は過去のことでアーティストがより大きな責任を負うことは望んでいません。
当事者の方とアーティストの双方が、この件に関してさらなる被害がないことを願っています。したがって、本件に関する不必要な憶測で当事者の方に被害が及ぶことのないように願います。
ネット上に文章を投稿した人を探し、複数の人の記憶を振り返りながら事実確認をすることは、多くの時間と労力がかかることでした。ぞんざいに扱ってはならないことなので、確認作業は可能な限り慎重に行いました。これにより、当社の最終的なコメントの発表が遅れた点についてはご了承をお願いいたします。
ミンギュは今回の件について、ファンのみなさんに心配と懸念をおかけしたことをお詫びし、下記のように伝えました。
『ファンのみなさんに心配をおかけして申し訳ありません。今回のことを経験して大変でした。僕の考えや記憶とは異なり、自分の意図していない行動が誰かを傷つけてしまうことがあると知りました。また今後、どのような態度でいるべきかを考える時間でもありました。僕はファンのみなさんの愛で活動する人であり、いいエネルギーを返すために、より成熟した人にならなければならないということに改めて気付きました。これからも慎重に行動してファンのみなさんのそばに長くいられるように努力します』
当社は、以上でアーティストの学生時代に関する本事案を終了しようと思います。また、ミンギュはしばらく中断していた活動を再開し、順次スケジュールに参加していく予定です。
また、所属アーティストに関する事で、多くの方々にご心配をおかけした点、お詫び申し上げます。
ありがとうございます」