Wanna Oneのファンの空港での迷惑行為が問題になっている。航空券を購入し、飛行機に乗らない客が12,000人を超えているようだ。
11月12日、人気K-POPボーイズグループWanna Oneは、タイで開催されるファンミーティングに参加するため、韓国・仁川空港を出発した。その際、空港には、約200人ほどのファンが駆け付け、空港はパニック状態になった。
Wanna Oneのメンバーが、空港に到着するとファンは大興奮。写真を撮るために、脚立を使用する人もいたという。空港内でWanna Oneを追いかける行為は、セキュリティエリアまで続いたようだ。
また何人かのファンは、すでにセキュリティチェックを済ませており、飛行機の搭乗口でメンバーが到着するのを待っていたようだ。これらのファンは、Wanna Oneを近くで見るために、同じフライトのチケットを購入。しかし、メンバーと共に飛行機には乗らず、出発するのを見ると搭乗ゲートから離れていったという。中にはファーストクラスのチケットを購入するファンもいたようだ。
仁川空港の関係者によると、人気のセレブが飛行機に乗る時は、多くのサセンファン(過度な追っかけ行為をするファン)が同じフライトのチケットを購入し、搭乗ゲートまで追いかける行為が頻繁に行われているという。また12日には、約70人のファンが、航空券を購入し、空港内でWanna Oneの後を追いかけていたそうだ。
さらに、1月から9月までの間で、こういったファンがセキュリティーチェックを済ませ、搭乗ゲートまで行くが飛行機には乗らないというケースは、合計12,845回発生しているという。
また関係者は、「普通、搭乗エリアまで入った客が、フライトをキャンセルすることは珍しいです。これらのケースは、ただセレブが見たくて航空券を購入している人が多いようです」と話している。
こういった問題は、チケットのキャンセル料がとても低い、または、かからないために起こっているようだ。Wanna Oneをはじめとする、人気K-POPアイドルに対するサセンファンの過度な追っかけ行為は、日々深刻化している。空港関係者は「コンプライアンスや安全上の問題は、何人かのファンの過剰な行動が原因です」と話している。
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