BTS(防弾少年団)がアジアのアーティスト史上初めてIFPIの「グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀アーティスト)」に選ばれた。
現地時間3月4日、IFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)」は毎年恒例の「グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の2020年版を発表。そこでBTSが「年間最優秀アーティスト」を受賞した。
これは、世界のストリーミングやフィジカルセールスなどを総合し、2020年にもっとも売れたアーティストに贈られる賞だ。これまでに北アメリカからは2014年と2019年にテイラー・スウィフト、2016年と2018年にドレイクが受賞。イギリスからは2013年にワン・ダイレクション、2015年にアデル、2017年にエド・シーランといった名だたるアーティストが受賞を果たしている。
BTSにとってこの賞は初めての受賞。また英語以外の言語でパフォーマンスするアーティストとしても史上初。さらに韓国人、アジア人アーティストとしても初の受賞となった。ちなみにBTSは2018年に2位、2019年には7位にランクインしていた。
BTSは2020年4月に発表したアルバム『MAP OF THE SOUL:7』で米ビルボードのアルバムチャートで1位に輝き、1年9か月の間に4作連続で首位を獲得。史上もっとも予約注文数の多かったアルバムの一つとなった。また同作の日本語版アルバムとなる『MAP OF THE SOUL : 7 ~THE JOURNEY~』は、販売からわずか2日で50万コピーを売り上げた。
さらに、8月にリリースしたシングル「Dynamite」では、米ビルボードのシングルチャートで韓国のアーティスト初となる1位を獲得。現在もトップ50内にランクインするなど、ロングヒットを記録している。
2020年「グローバル・レコーディング・アーティスト」トップ10
1位 BTS
2位 テイラー・スウィフト
3位 ドレイク
4位 ザ・ウィークエンド
5位 ビリー・アイリッシュ
6位 エミネム
7位 ポスト・マローン
8位 アリアナ・グランデ
9位 ジュース・ワールド
10位 ジャスティン・ビーバー