JO1、オンラインライブ『STARLIGHT DELUXE』を徹底レポート! 彼らのパフォーマンスはなぜ人を魅了するのか・・ 情熱あふれるステージの魅力に迫る

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JO1が情熱あふれるステージパフォーマンスで、ファンを感動の渦に巻き込んだ。

2月20日、JO1は2021年初となるオンラインライブ『STARLIGHT DELUXE』を開催。JO1という惑星への宇宙旅行をテーマに全17曲をパフォーマンスし、歌とダンスの高い実力を見せつけた。

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昨年行われたオンラインライブをさらにボリュームアップした形で開催された『STARLIGHT DELUXE』。これまでに発表したシングルおよびアルバムの収録曲のステージを盛り込んだ今回の公演は、JO1の強みである質の高いパフォーマンスを思う存分楽しめるセットリストとなっている

セットリスト

1. Starlight
2. Shine A Light
3. MONSTAR
4. Running
5. GO
6. やんちゃ BOY やんちゃ GIRL (JO1 ver.)
7. My Friends
8. YOUNG (JO1 ver.)
9. Voice (君の声)
10. Be With You (足跡)
11. 伝えられるなら
12. Safety Zone
13. So What
14. GrandMaster (JO1 ver.)
15. OH-EH-OH
16. ツカメ~It’s Coming~ (JO1 ver.)
17. 無限大

圧巻のダンスパフォーマンス

キラキラ紙吹雪が舞う中、最高のビジュアルで降臨した11人のメンバーたち。彼らが最初に披露したのは『Shine A Light』だ。キュートなピンク髪から落ち着いた茶髪にイメージチェンジした川西拓実。これまで見てきた『Shine A Light』とは一足違うスタートに思わず胸が高なった。

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シースルーの衣装が視線強奪な豆原一成は髪色をワントーン明るくし、より洗練された雰囲気に。キラキラの笑顔が眩しい河野純喜は安定したボーカルを聞かせ、JO1のパフォーマンスのレベルの高さを見せつけた。

ダンスリーダー、川尻蓮は『MONSTAR』にてカリスマあふれる視線とキレのあるダンスを披露。青髪パーマがキュートな鶴房汐恩は低音ボイスで印象的なラップを見せた。唯一ハンドマイクを持って歌っていたのは木全。『MONSTAR』のポイントとなるパート「そのTraumaを壊せ すべて Break it! uh!」を迫力満点にパフォーマンスした。

髪色をオレンジに染めた大平祥生は上品で妖艶なビジュアルでしなやかながらも力強いラップを披露。髪色をピンクに変え、フェミニンな魅力を見せた白岩瑠姫は、王子様と妖精のハーフのような非現実的な美しさを見せた。一瞬で人を魅了させる色気でパフォーマンスにアクセントを取り入れた與那城奨や、透明感のある声で曲を上品に演出する佐藤景瑚。クールな表情から時折出る笑顔の破壊力がバツグンな金城碧海まで、余裕が感じられる表情演技と安定したダンスで確かな実力を証明した。

ファンと一緒に歩んでいこうという強い気持ちが込められた『OH-EH-OH』は、川尻の心を揺さぶるカリスマあふれる視線でスタート。生バンドのアレンジの聞いたサウンドにメンバーたちもテンションが上がったのか、ギラギラした瞳でパフォーマンス。とくにS4(※)の4人はいつにも増して情熱あふれる歌声を聞かせていた。豆原のダンスパートも覇気あふれるダイナミックな動き。終盤、川西の表情に心奪われた人も多いことだろう。

※S4:2000年生まれの4人のメンバー、大平祥生、木全翔也、金城碧海、鶴房汐恩。名前に「S」が付くことからつけられた。

歌唱力がさらにアップ! 繊細さと力強さを持ち合わせたバラード

デビューシングルに収録されていた『Runnning』。デビュー前のファンミーティング以来となるこの楽曲では、彼らの1年間での成長が感じられた。メンバー1人1人の声がより安定し、一段と美しく響くメンバーたちのハーモニー。與那城と金城が向き合い手を合わせるシーンでは息がぴったりあった、幻想的な歌声が印象的だった。白岩、鶴房、木全のパートもまた、息の合った動きでまとまりのあるダンスを見せていた。1年間の共同生活の影響なのか、ファンミーティングのときと比べてさらに呼吸が合っていたように感じた。“全体を美しく見せる”というスキルがぐんと成長したようだ。

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『VOICE』はメンバーの個性あふれる歌声が楽しめるバラードだ。感情がこもった歌声が魅力の河野。透明感のある歌声の持ち主、佐藤。繊細な声で心を揺さぶる川西、安定した歌唱力とどこか温かい印象を与える声色が素敵な豆原、バラードとの相性120%、深みのある歌声の與那城。奇跡の声で歌い上げる高音パートはまさに芸術、金城。おちついた低音が心地よい白岩。ささやくような優しさをもった歌声の木全。秘めたるエネルギーを感じる歌声の川尻。透き通った優しい声でニコッと笑いながらときめきを発射する鶴房。温かい声でハーモニーを聞かせる大平。11人それぞれの良さが堪能できる

『Be With You (足跡)』では、メンバーが向かい合うように11角形に並んでパフォーマンス。この曲では、金城の歌唱力が急成長していることに驚いた。突き抜けるようなパワーと優しさを持ち合わせた高音は、彼の特徴的な声をより魅力的に演出している。金城以外のメンバーも、全体的に高音が安定していたように思う。以前よりも音域がずっと広くなったのか、余裕があるように見えた。

與那城の温かい歌声と相性ピッタリな『伝えられるなら』では、メンバーたちが明るい笑顔を見せていた。木全のラップパートでは、向き合ったメンバー同士でいたずらっぽく笑う様子がほほえましかった。

ギャップが最高! いつもと一味ちがうステージ

豆原愛が強いことで知られている鶴房の「まめちゃ~ん」という叫びで始まった『やんちゃBOY やんちゃGIRL』のパフォーマンス。メンバーたちはグレーのジャケットが上品なかわいらしい制服ルックで登場。お坊ちゃま集団のようなキュートな魅力を爆発させた。

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クールなイメージの強い金城は前髪を下ろしたかわいらしいビジュアルでニッコリ笑顔。いつもは色気を前面に出したスタイリングの與那城も、ここではつやつや前髪ありという新鮮なヘアスタイルを披露した。メンバー全員がいつもよりも幼い印象のある、フレッシュでパワフルなステージを見せたこのステージ。パフォーマンス中には「つるきま」や「98ズ」などファンに人気のあるコンビで見せるダンスも。この曲の醍醐味である「大人になったって」パートは川西が担当していた。

高音パート「みせてあげる」では、河野が圧巻の歌唱力を披露。豆原は目をぎゅっとつぶって楽しそうな笑顔を見せ、トップオブマンネ(最強の末っ子)の姿を見せていた。

『やんちゃBOY やんちゃGIRL』の明るい雰囲気のまま、続いては『My Friends』川尻が振り付けを担当したこのパフォーマンスでは、メンバーたちのリラックスした表情が楽しめる。

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このステージでは、特に川尻のボーカルの成長、川西の演技力、佐藤の美しい高音が印象的だった。パフォーマンス中には、全員で鶴房のお辞儀(真基礎ウェーブ改)をするシーンも。最後は鶴房が川尻をお姫様抱っこする姿が目を引いた。

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『Safety Zone』では雰囲気をグッと変え、セクシーな表情を見せた11人。白岩の流し目に流されない人はいるのだろうか。あまりにも美しい表情に感嘆してしまった。

この楽曲のパフォーマンスは、メンバーたちの繋がっているようなダンスが魅力。鶴房のパートでは11人が驚異のシンクロを見せた。続く大平と木全のパートではパワフルなダンスを披露。色気のある大人な顔を見せた。

不動の人気を誇るアノ曲もパフォーマンス!

中盤では「PRODUCE 101 JAPAN」(※)から不動の人気を誇る『YOUNG』を披露。昨年のファンミーティングでも話題になっていたが、河野と川西の安定したボーカルがとても印象的だった。

※PRODUCE 101 JAPAN:JO1が誕生したオーディション番組。

ファンからの人気が高い名曲『GO』。川尻のキレッキレの腕ダンスでスタートするこの歌は、洗練されたダンスが魅力。與那城の余裕ある表情や、あふれんばかりのエネルギーで飛び跳ねる川西、河野のクールな笑顔が印象的だった。

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なんと生バンドの演奏で披露された『Grand Master』では、力強いダンスで迫力満点なステージを作り上げた。大平はいつものしなやかさとギャップのある男前なラップを披露。金城は得意の回し蹴りでステージに花を咲かせた。

序盤、金城のジャケットを使ったパフォーマンスが目を引いた『So What』。1年で培った余裕だろうか、激しいダンスパフォーマンス中も徹底した表情管理を見せていた。終盤は、センターに来た豆原の存在感が爆発。続く川西、川尻とさらにヒートアップしていくダンスが最高だった。

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この曲だけではないが、今回の公演を通して、メンバーたちがパフォーマンスを楽しんでいるのがひしひしと伝わってきた。幼い子どものように澄んだ瞳と無垢な表情。楽しいのが隠せないといっているような、きらっきらの瞳がまぶしかった。

アンコールステージ最初の曲は『ツカメ~It’s Coming~』「PRODUCE 101 JAPAN」で彼らが最初に披露したこの楽曲。国民プロデューサー(※)出身のファンにとっては思い出深い曲だろう。オーディション当時はもちろん、デビュー時からさらに成長したボーカル、ダンスを見せたメンバーたち。彼らの成長はとどまるところを知らないようだ。

※国民プロデューサー:『PRODUCE 101 JAPAN』で投票に参加した視聴者

デビュー当初からJO1を応援している身としては、『無限大』を最後に持ってきたところにうなってしまった。『無限大』は昨年2月17日に公開されたJO1のデビュー曲だ。厳しいオーディションを乗り越え集まった11人の少年たちの、未来への希望と不安が入り混じった“スタート”を象徴するこの楽曲。最後、カメラを見つめる豆原の瞳からは2021年も全力で駆け抜けてやろうという情熱が感じられた。

JO1 l『無限大(INFINITY)』MV

成長し続けるアイドルJO1

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2時間半、あふれんばかりの情熱と確かな実力でハイレベルなパフォーマンスを見せたメンバーたち。ステージを楽しんでいるのがひしひしと伝わってくる彼らの姿は、多くのファンを感動させたことだろう。ファンと直接会える機会が少なかった中、見えないファンのために一生懸命に準備を重ねた彼らは、公演の節々で「JAMありがとう」「JAM愛してる」と口にしていた。デビューしてから、直接ファンに会えることができないという過酷な状況下で、くじけずにひたむきな努力を続けるのは、彼らのファン愛があってこそのことだろう。

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