BTS(防弾少年団)、原爆Tシャツ問題が深刻な影響、年末TV出演が全滅! 来日公演やイベントへの影響は・・

BTS(防弾少年団) NEWS

韓国の人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバー、ジミンが昨年のバラエティー番組にて着用していたとされる、いわゆる“原爆Tシャツ”について、日本を中心に大きな批判の声が高まり、その影響で11月9日に予定されていた「ミュージック・ステーション」の出演が前日になって急きょキャンセルとなった。

さらに11月10日に、日本の複数の報道メディアが伝えたところによると、年末に予定されていたBTSの、日本におけるテレビ出演が次々と中止・見送りとなった。

BTS(防弾少年団)は、フジテレビの「FNS歌謡祭」への出演を打診されていたというが、9日までにオファーが撤回されたという。さらに、テレビ朝日の「ミュージックステーション・スーパーライブ」への出演も検討されていたが見送られたという。またBTS(防弾少年団)は、大みそかのNHK紅白歌合戦への初出演オファーも検討されていたというが、すでに見送られたという。

今年の紅白歌合戦には、昨年、初出場を果たしたK-POPガールズグループ「TWICE」も有力な候補にあがっていると噂されているが、今回の一連のBTS・原爆Tシャツ騒動により一転、出演が危ぶまれる事態になってきた。ファンにとっては心配なところだ。

来日公演への影響は?

来週からはじまるBTSの来日公演への影響も気になるところだ。

BTS(防弾少年団)は、ワールド・ツアーの日本公演「BTS WORLD TOUR ‘LOVE YOURSELF’~JAPAN EDITION~」として、11月13日、14日の東京ドームを皮切りに、11月21日、23日、24日に京セラドーム、2019年1月12日、13日にナゴヤドーム、2月16日、17日に福岡 ヤフオク!ドームと、合計4都市9公演を開催する予定。今回の公演はBTSにとっての初のドームツアーとなる。

今回のTシャツ騒動・Mステ出演見送りのわずか数日後からの開催とあって、否が応でもその余韻を引きずってしまいそうなところだが、逆に開催までの時間が短すぎて、公演を中止すること自体が相当手間とコストがかかる作業になる。

またテレビ出演は主に視聴者やスポンサーの顔色を見ながらの判断となるが、公演は観客自らがチケット代を払って観に行く形式であり、ファン以外の人やメディアの意見は、そこまで気にする必要がないとも言える。

したがって現時点では予定通り開催されるという見方が有力だ。

一方で、空港や会場周辺にて、来日活動に異議を唱える人たちによるデモのような活動が起こる可能性は考えられるだろう。

イベントへの影響は?

イベントへの影響はどうだろうか?

東京ドームシティ・プリズムホールでは、11月13日(火)・14日(水)のBTS(防弾少年団)東京ドーム公演に合わせて、「BTS STUDIO Presented by LG」というイベント・展示会が開催される。入場は無料で、LGエレクトロニクスの最新スマートフォンや生活家電が展示される他、BTSメンバーの等身大パネルと記念撮影ができるブースなどが設けられるという。こちらについては、東京ドームでの公演が予定通り行われるとすれば、問題なく実施されるだろう。

また、11月17日(土)、18日(日)には、BTS(防弾少年団)のニューシングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」を購入し、当選した人を対象にした握手会も開催される。17日が千葉・幕張メッセ、18日が大阪・アリーナ舞洲での開催となるが、こちらもシングルを購入し、当選したファンのみが対象となるため、予定通り開催されるとみられる。

12月22日(土)には、LGエレクトロニクス主催で、BTSのメンバーとハイタッチができる「LG V30+ Presents BTSハイタッチ会」が予定されているが、こちらも該当の機種購入者・当選者のみが参加できるイベントのため実施に問題はないとみられる。

 

以上見てきたように、現時点ではBTS(防弾少年団)のTV等のメディアへの出演は相当、難しくなってしまった感があるが、一方で公演やイベントへの影響は、今のところは、ないようだ。

ただし、これらの公演やイベントは、今回の騒動が大きくなる前から決まっていたものが多いため、今後、新規にイベントや公演を実施しようとする際に、今回の騒動の余波が出る可能性はあるだろう。

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