NCTの日本人メンバー ショウタロウは、実は超「成功したオタク」だったことが明らかになった。
2020年よりNCTに加入したショウタロウは、実力派のダンサーとして知られており、デビュー直後から爆発的な人気を博している。そんなショウタロウの現在までの活動履歴をK-POPメディア Koreabooが紹介し、その経歴がすごすぎると注目を集めている。
ショウタロウ(大崎将太郎)は、2000年11月25日生まれの満20歳。神奈川県出身で、弟と妹がいるという。
そんなショウタロウのダンスのルーツは母親にあるようだ。彼の母も実は熱心なダンサーでダンスが大好きだという。そこで、彼がまだ5歳の時に両親がEXPG STUDIOに彼を入学させることにしたそうだ。EXPGとは、EXILEらが所属するLDHが開業した有名ダンススクール。JO1の大平祥生や、『I-LAND』に出演していた日本人練習生、 K(ケイ)も通っていたことで知られている。
EXPGでダンススキルを磨いたショウタロウは、10代でありながらEXLIEのバックダンサーを務めるなど、すでにその実力が認められていた。将来はEXLIE Tribeのメンバーになると期待されていたが、ここでショウタロウに転機が訪れる。
それはショウタロウが18歳(2019年)の時のこと。NCT 127が日本で初のアリーナツアー「NCT 127 Arena Tour ‘NEO CITY : JAPAN – The Origin」を開催した。その公演の一部がdTVやMTVなど日本のテレビで放送され、ショウタロウは偶然それを見たという。そして、彼らのパフォーマンスを見るや否やすっかり魅了され、“自分も彼らのようになりたい!”とK-POPアイドルになることを心に決めたと、ファンとのサイン会で明かしてる。
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そして、ショウタロウが19歳になるとき、なんとSMエンターテインメントからオーディションを依頼されたという。
ショウタロウは、当時TikTokで活発に活動しており、様々なダンスカバーを投稿していた。しかし、彼がスカウトされた理由はTikTokではない、と推測されている。実は、EXPG STUDIOの先生にK-POP業界と繋がりのある人がいるそうだ。その人がSMにショウタロウを紹介したと言われている。
しかし、もちろんSMに入るにはオーディションが必須。ショウタロウはSMにダンス映像を送り、しばらく返事を待っていたそうだ。その間にショウタロウは、GACKTのソロデビュー20周年を記念して開催されたツアー「GACKT 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2020 KHAOS」にバックダンサーとして参加。なんと2か月で20公演に出演した。
そして2020年3月、ついにSMから合格通知を受け取り、晴れてSMの練習生となった。ちなみにショウタロウは、韓国行きが決まったこの時期から韓国語を勉強し始めたそうだ。
なんと彼が韓国に渡ってからたった数か月で、ショウタロウがNCTの新メンバーとして加入することが電撃発表された。彼はK-POPアイドルになることを目指し始めてから、わずか1年でその夢を叶えてしまったのだ。
それだけでなく、なんと憧れのグループ NCTに入るという映画のようなサクセスストーリーに、ファンは“まさに成功したオタク”だと感銘を受けている。