ワールドワイドに活躍するK-POPアイドル達。今、彼らの巨大なファンダムに注目が集まっている。去る11月、海外の市場調査会社である「iPrice」はK-POPアーティストに高い金額を使うファンダムのランキングを公開した。
データ出典:K-pop Superfans Can Spend Up to US$1,400 on Their Idols
3位は全世界で爆発的な人気を誇っている4人組ガールズグループBLACKPINKのファンダムである『BLINK』だ。BLINKは1人当たり平均665ドル(約6.9万円)を消費しているとのこと。プロモーション活動期間やコンサート回数が比較的少ないにもかかわらず、これだけ高額な消費が行われていることから、BLACKPINKの影響力の大きさが相当なものだということがわかる。
2位は日本人メンバーが所属しているTWICEのファンダム『ONCE』だ。ONCEは1人当たり824ドル(約8.5万円)を消費。このファンダムの特徴はコンサートチケットやアルバムの購入に使う金額が高いということ。チケットとアルバムの平均消費額はそれぞれ446ドル(約4.6万円)、205ドル(約2.1万円)となっている。TWICEは最近、日韓で発売したアルバムの売り上げ枚数が1000万枚を超えたことでも話題となった。
1位に輝いたのはBTSのファンダム『ARMY』だ。米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選定されたことのあるBTS。彼らはファンダムの影響力もケタ違いだ。ARMYが消費する金額はなんと1人当たり1422ドル(約14.7万円)。ARMYはとくにグッズにかける金額が多いのが特徴だ。BTSは「LINE」や「MapleStory」など様々な企業とコラボし、商品を生み出している。そのため、必然的にファンが消費する金額も増えるようだ。
巨大な3つのファンダムが明らかにしたアイドルへの高額な消費。今年は新型コロナウイルスの影響によってアルバムの消費活動が活発になっているとの見方もあるよう。世界中で活躍する彼らだが、韓国の経済界にも大きな爪痕を残しているようだ。