BTS(防弾少年団)が、再び全米のシングルチャートで1位を獲得。ビルボードチャートにおける歴史を塗り替えた。
アメリカでもっとも権威のある音楽チャート ビルボードは、12月1日、BTSの最新曲「Life Goes On」がシングルチャート『HOT100』(12月5日付)で1位を獲得したことを発表した。
The #Hot100 top 10 (chart dated Dec. 5, 2020)
— billboard charts (@billboardcharts) November 30, 2020
BTSが同チャートで1位を獲得するのは、大ヒット曲「Dynamite」と、ジェイソン・デルーロとのコラボ曲「Savage Love(Laxed Siren Beat)」に次いで3度目。驚くことに、BTSは初めて同チャートで1位を獲得してから、わずか3か月以内で3度の1位を獲得するという快挙を達成してしまった。
なんとこれは、42年ぶりとなる大記録。1977年12月にアメリカの大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックでビージーズが、2か月と3週間で3度の1位を獲得して以来の快挙だ。またこれは、ビートルズが1964年に2か月と3日で「HOT100」で3度の1位を獲得して以来、最速となる記録だ。
さらに、韓国語で歌唱された楽曲が同チャートで首位に輝くのは、ビルボードチャートの62年にわたる歴史上初。英語以外で歌われた楽曲として同チャートで初登場1位を獲得したのは、BTSの「Life Goes On」が初めてだ。
これを受けBTSは、「HOT100」で2つの楽曲が首位でチャートデビューを飾った、史上初のグループとなった。
ちなみに、世界的大ヒットを記録中の「Dynamite」も、先週のランキング(14位)から大幅にアップし、なんと3位を獲得している。