音楽プロデューサーとしても活躍し、自身の楽曲制作にも積極的に携わっているBTS(防弾少年団)。これまで数々のヒット曲を世に送り出してきた彼らだが、BTSの音楽のなかで「この曲は自分にぴったりだ」と感じる曲は、一体どの楽曲なのだろうか。米雑誌 Esquire(エスクァイア)とのインタビューで、それぞれのメンバーが“自分らしい”と感じる曲を明かしている。
RM
BTSのリーダー RMが選んだのは、彼らの最新曲「Life Goes On」。同曲は“人や人生(生活)”を歌った曲であるため、自分についてもよく表現していると感じていると語った。
ジン
最年長メンバー ジンが選んだのは、「Spring Day」。同曲は、ファンが好きなBTSの曲ランキングでも、常に上位にランクインする人気曲。そんな「Spring Day」が表す、“過去に迷い、過去を待ち望んでる”という部分にジンは共感するようだ。また楽曲と同じように、自分も“甘く、陰気”なところがあると明かした。
シュガ
シュガが選んだのは、「FIRE」だ。シュガは同曲の作詞作曲にRMと共に参加している。また楽曲の冒頭部分にある「燃えてるね」やエンディング部分の「許してやる」というセリフを担当しており、彼がメインとして登場する曲であるため、気に入っていると話した。
J-HOPE
J-HOPEが選んだのは、「MIC Drop」。J-HOPEは元々、ストリートスタイルのダンスを踊っていたため、「MIC Drop」のヒップホップ全開のパフォーマンスが自身にぴったりだと感じているようだ。また、歌詞には当時、メンバーたちが伝えたかった思いが込められており、その点も気に入っているそうだ。
ちなみに、ファンの間でも「MIC Drop」は“J-HOPEの時代”と言われており、彼の選択にARMY(BTSのファン)も納得している。
ジミン
ジミンが選んだのは、「Young Forever」と「Answer: Love Myself」の2曲。その理由は、この2曲には“BTSのメンバーと一緒に、ARMYのために何年も歌い続けていたい”という彼の気持ちがよく表現されているからだという。
V
Vが選んだのは、BTSにとってまた新しいキャリアのはじまりにもなった大ヒット曲「Dynamite」。Vは、同曲の全体的なコンセプトやアップビートなレトロ感、そしてヴィンテージの衣装がまさに自分にぴったりだと感じたという。
また「Dynamite」は、他のBTSの楽曲に比べて振り付けも簡単だったため、リラックスして踊ることができたと語った。
ジョングク
ジョングクが選んだのは、「We are Bulletproof: the Eternal」。ファンは彼のソロ曲の方が、彼をよく表していると思うかもしれないが、ジョングクにとっては同曲こそ、自分のすべてを表した作品だという。
ジョングクは自分が言うこと、考えること、成長したことなど、すべてはメンバーが側にいてくれたからだと説明。そんな彼の「すべてやり遂げられたのは、メンバーのおかげだ」という思いが、すべてこの楽曲に詰まっているそうだ。