SEVENTEENのエスクプスが自然に発したある発言が、配慮があってすばらしいとファンを感動させている。
近年のセクシャルマイノリティに対する配慮の観点から、K-POPアイドルの中でも、セクシャルマイノリティを支持する発言をしたり、多様な価値観を共有するアイドルが増えてきている。
SEVENTEENもそのうちの一つ。これまでにも、インタビューでセクシャルマイノリティに対して応援の意味を込めたメッセージを発信したり、メンバー内で寸劇をするとなった時に、「男女のカップルである必要はない」と発言するなど、従来の価値観にとらわれない姿を見せている。
そんな中、今回メンバーのエスクプスのある発言が話題になっている。
その発言が飛び出したのは、SEVENTEENが「HOME;RUN」のパフォーマンスを披露した「STUDIO CHOOM」の撮影ビハインドだ。
SEVENTEEN STUDIO CHOOM 撮影ビハインド(記事の内容は2:07〜)
撮影の合間、エスクプス、ジョシュア、ディエイトの3人で集まっていたところに、撮影スタッフが「2人(エスクプスとディエイト)の衣装がスイカのアイスみたいですね」とコメント。これにエスクプスは「僕たちカップルです」と冗談を交えて返した。
すると、この発言を聞いたディエイトがすかさず、エスクプスの肩を抱き寄せるという大胆な行動を披露。エスクプスは一瞬、ときめいたようなリアクションを取ると、「僕がリードされるスタイルなの?!」と発言したのだ。
注目されているのは、この「僕がリードされるスタイルなの?!」という発言。
「リードするのは男、付いていくのが女」といった固定のイメージから、「自分が女性役なの?」や「女側なの?」といったような発言が出てくることも予想されるこのシーン。
しかし、今回のエスクプスの発言は、多くの人が「女」という言葉を使ってしまいそうな場面で、あえてそのような言葉を使わず「リードされる側」という表現を使っている。そうすることで、女性以外もリードされる側になり得ると、意味に幅を持たせているのだ。
インタビューのように、時間を取って考えながら、慎重に発言するときとは違い、こうした何気ない会話の中で、今回の「僕がリードされるスタイルなの?!」というセンスのある発言が自然と出てきたことに、ファンはとても感動したようだ。
ネットではファンたちが
「この人を好きにならない理由がない」
「なにげない会話だからこそ、彼の教養の深さがさらにわかる」
「『体格は自分の方が2倍だけど〜』って言ってても役を受け入れてるところが、さらに好感」
「こういう発言が自然にできちゃうリーダー、せぶち(SEVENTEENの愛称)さすが」
「なんか涙が出てきた、、、」
「この人たちを好きになってよかった」
と、感動の思いを寄せている。