MONSTA Xの新曲「Love Killa」のミュージックビデオ(以下、MV)で見せたジュホンの演技にまつわるエピソードが、ファンの間で話題となっている。
11月2日にフルアルバム「Fatal Love」でカムバックしたMONSTA X。タイトル曲「Love Killa」は、彼らの代名詞とも言える男性美や、成熟美を存分に引き出した、ダンディな曲に仕上がっている。
そんなタイトル曲「Love Killa」のMVで今、ファンの間で話題の中心となっているのが、MV内で見せたジュホンの演技だ。
MVの序盤から、どこか不気味で「狂っている」と感じられるような表情や体の使い方は、曲の始まり方にふさわしい、存在感のある演技だ。
実は、彼は今回のMVの撮影のために、2008年に公開された映画「ダークナイト」で登場した悪役、ジョーカーの演技を勉強したという。
「ダークナイト」に登場するジョーカーは、実写版ジョーカーの中でもひときわ強烈な印象を残し、一部のファンからは「実写版ジョーカーの代表」と称されることもある。
ジュホンは、このジョーカーの何気ない仕草や表情など、演技の技術的な部分だけでなく、「ダークナイト」のジョーカーから出てくる、キャラクターの「習慣的な部分」まで吸収しようとしたという。
メンバーたちはMVの撮影中、ジュホンの演技や、振り付けなどをモニタリングしながら「これはこの子(ジュホン)から出てくるものじゃない」と、ただならぬ雰囲気を感じ取っていたという。
デビューしてから5年という歳月を共にしたメンバーでも、ジュホンから感じられる「ジョーカー」の雰囲気に圧倒されたようだ。
舞台の上では圧倒的なカリスマ性を放つ彼だが、その裏で、常により良いステージ、パフォーマンスのために努力していることがうかがえるエピソードだ。
このMV撮影のビハインドを知ったファンは
「クレイジーなのにセクシーさを感じられたのはそういうことか!」
「ジュホンだからできる技だよね」
「初めてMV見たときにまさにジョーカーだと思ったもん!」
といった反応を見せている。
ジュホン以外のメンバーたちも、今回の新曲「Love Killa」のMVで、それぞれ有名な映画をコンセプトに撮影したという。みなさんも、誰がどの映画をコンセプトにしているのか、チェックしてみてはどうだろうか。