SEVENTEENのスングァン(ブ・スングァン)が、前回の放送で大きな影響力を見せたライブ配信「We Remember K-pop」の第二弾を行い、大きな反響を得ている。
We Remember K-pop ; ✌(第2弾)
「We Remember K-pop」とは、「アイドル スングァン」としてではなく、「K-POPファン ブ・スングァン」として、2000年代後半から2010年代の「思い出のK-POP」を流しながら、曲にまつわるエピソードなどを語るライブ配信だ。
前回の配信では、K-POPアイドルを中心に約50曲を紹介。いわゆるタイトル曲だけでなく、スロット曲と呼ばれるタイトル曲以外の収録までも紹介する知識の量と深さを見せつけたスングァン。その知識を讃え、視聴者から「ブ・スングァン(スングァンの本名)教授」という呼び名まで生まれた。
今回の放送も2時間を超える長時間ライブとなり、K-POPのソロ歌手を中心にアイドルのユニットグループの曲などを44曲紹介した。
K-POPの事務所や年代、性別の垣根を超えた選曲は、SEVENTEENのファンだけでなく、ほかのアイドルグループのファンまでもライブ配信に呼び込んだ。
ライブ配信開始の30分前に、SEVENTEENの公式SNSにて配信の予告がされるや否や、SNSのトレンド欄には「We Remember K-pop」や「ブ教授」といった、ライブの配信の関連語がトレンドインし、K-POPファンの関心の高さを物語った。
配信中には、紹介された曲がSNSのトレンドにランクインするだけでなく、韓国の各種音楽配信サイトの検索ワードにもランクインするなど、その影響力を見せつけた。
前回の配信では終了後、スングァンが参加したドラマのOST「GO」のストリーミング数が急増し、曲のレビュー欄にも「ブ教授の講義を受けたので、受講料と課題提出のため来ました」といったユーモアを交えたコメントが多く寄せられた。
その事実を知ってか、今回の配信ではスングァン本人から「受講料 – SEVENTEEN 『HOME;RUN』聞くこと」と、事前に用意したホワイトボードに板書し、「本業」であるSEVENTEENの宣伝までしっかりと行った。
ライブ配信を行っていたVlive側も、配信終了後、リプレイ再生の準備が整ったことを知らせる投稿に続けて、受講料として掲示されていた「HOME;RUN」をストリーミング再生しているスクリーンショットを投稿。Vlive側も今回のブ教授の「We Remember K-pop」に注目していることが分かる。
[#VLIVE]
제목: We Remember K-pop ; ✌수강료 납부
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— V LIVE (@Vliveofficial) October 28, 2020
また、スングァンは配信中に、自分と同じようなK-POPに詳しい人たちを集めたコンテンツを作ってみたいと、新しいコンテンツのアイディアも明かしていた。
K-POPアイドル屈指のオタクとして知られるSUPER JUNIORのヒチョルから「後継者」として認められた彼だが、ヒチョルと得意な曲の世代が違うため、似たような年代の人たちを集めて、いろんなことをしてみたいそうだ。
ヒチョルに後継者認定を受けた一戦
SEVENTEENには、ほかのK-POPアイドルのファンも楽しめると有名な「GOING SEVENTEEN」というバラエティコンテンツがある。「GOING SEVENTEEN」のコンテンツ制作力があれば、実現することは難しくないかもしれない。
今回の「We Remember K-pop」の受講者たちは、すでに次の講義がいつなのかと待ちきれないようだ。配信終了から12時間近く経った時点でも、復習のために配信のリプレイ再生に訪れる受講生が後を絶たない。
SEVENTEENのファンだけでなく、多くのK-POPファンから愛される「We Remember K-pop」。この影響力はどこまで続くのか、みなさんも一K-POPファンとして、次回までに受講してみてはいかがだろうか。