IZ*ONEの宮脇咲良がオリコンニュースのインタビューに登場し、韓国と日本のアイドルの違いについて、彼女の素直な考えを明かした。
宮脇咲良は、2011年に日本の人気アイドルグループAKB48の姉妹グループ、HKT48の初期メンバーとしてデビュー。以後、HKT48とAKB48の両グループを兼任し、トップアイドルとして活動してきた。
2018年に韓国のケーブルテレビ放送局MnetとAKB48グループの協力により、日韓で同時放送されたサバイバル番組「PRODUCE48」に出演し、IZ*ONEのメンバーとして再デビューを果たした。
日本と韓国、両国でアイドルとしての経験を持つ彼女が、インタビューを通して日本と韓国のアイドルの違いを明かした。
それはズバリ、デビュー時の完成度。
彼女はインタビューで、韓国のアイドルはデビューした時から完成した姿を見せることが大事だと話た。一方で日本のアイドルは、ほぼ経験がない時からステージに立つ分、成長する姿を見届けてもらえると語った。
コンサートでも韓国のアイドルの場合は「まるでショーを見ているよう」と表現し、日本のアイドルのコンサートは「コンサートでもその姿(成長している姿)を見て(観客が)親のような気持ちで一緒に盛り上がってもらえる」と比較し、それぞれの違いと良さを比較した。
違いだけでなく、アイドルとして活動していく上で見つけたファンの共通点もあったという。
彼女自身がIZ*ONEとしてデビューする前からK-POPアーティストが好きだったこともあり、韓国では“完璧”が求められ、日本では成長が求められると思っていたそう。しかし、韓国でも日本で活動していた時と同じく、ファンは成長に注目した応援の言葉を贈ってくれるそうだ。
「歌がうまくなった」「ダンスが上達した」などの言葉を、韓国で活動しながらもらう時、彼女は、成長を見て応援してくれるというのは、国籍関係なく共通している部分だと感じる部分だと語った。
日本でトップアイドルとして、人気絶頂の中にいたにもかかわらず、アイドルとして向上心を忘れず「PRODUCE48」に参加した彼女。日本の1stアルバム「Twelve」では作詞だけでなく作曲にも挑戦した。彼女がアイドルとしてだけでなく、アーティストとしても成長していく姿に、今後も注目したい。