K-POPガールズグループで今、最もホットなグループの1つであるBLACKPINKが、アメリカのビルボードの主要チャートの一つである「アーティスト100」で1位を獲得。全女性アーティストで初となる快挙を達成した。
現地時間の10月13日、ビルボードが発表したところによると、BLACKPINKが17日付の「アーティスト100」チャートで1位にランクインし、先週の65位から大きく順位を上げた。
「アーティスト100」は、音盤の販売枚数やストリーミング再生回数、ラジオ放送回数やソーシャルメディアでの影響力などが指標となり、毎週、最も人気のあるアーティストをランキング化する、ビルボードの主要チャートの一つだ。
2014年にできたこのチャートで、BLACKPINKは史上初となる1位を獲得した女性アーティストとなり、またも歴史にその名を刻んだ。
この他にもBLACKPINKは、8月に公開したセレーナ・ゴメスとのコラボ曲「Ice Cream」と新アルバム「THE ALBUM」のタイトル曲「Lovesick Girls」の2曲が、ビルボードのメインシングルチャートである「ホット100」に同時ランクインした。1枚のアルバムに収録されている2曲を、同時にビルボードのシングルチャートにランクインさせたのは、K-POPガールズグループでBLACKPINKが初めてである。
BLACKPINKはこれまでに、全7曲がビルボードの「ホット100」チャートにランクインし、これまでのK-POPガールズグループの記録を次々と塗り替えてきた。特に今年は、新型コロナウイルスの影響もあり、海外での活動が行えない中、音楽とミュージックビデオだけでこれだけの成績を出している点も、賞賛に値するだろう。
また、今年だけでも4曲が、ビルボードの「ホット100」にランクインし、自身が打ち立てたK-POPガールズグループの最高順位を更新し続けている。ビルボードがファンだけでなく大衆音楽市場のトレンドを反映したチャートであることを考えると、BLACKPINKが世界の音楽市場でその頭角を現しているのがわかる。
BLACKPINK初のフルアルバムである「THE ALBUM」は、これまで積み上げてきた彼女たちの音楽とパフォーマンスに対する期待感が、さまざまな場面で成績として現れている。世界各国の音楽チャート1位はもちろん、ミュージックビデオの再生回数やアルバムの販売枚数にいたるまで、これまでのK-POPガールズグループの記録を大きく更新している。彼女たちの記録はどこまで伸びるのか。BLACKPINKの活躍は、まだまだ止まることを知らない。