10月19日に、スペシャルアルバム「; [Semicolon]」でカムバックするSEVENTEEN。12日に公式SNSを通じて、スペシャルアルバムのトラックリストを公開し、ファンたちの注目を集めている。
公式SNSを通じて公開された画像には、「SEVENTEEN Special Album ; [Semicolon] Tracklist」という表示とともに全6曲のトラックリストが公開され、今回のアルバムのタイトル曲「HOME ; RUN」も初公開した。
タイトル曲「HOME ; RUN」は、スウィングジャンルをベースにしたレトロなサウンドと、軽快な打撃感が溢れるサウンドが特徴的な曲だ。タイトル曲を始めとした全曲に、メンバーのウジが作詞作曲で参加、バーノン、スングァンなど多くのメンバーも作詞に参加し、「自主制作アイドル」としての実力を見せている。
また、タイトル曲の他にファンたちが注目しているのがユニット曲の存在だ。前回のミニアルバム「Heng:garae」では、SEVENTEENの特色の一つであるHIPHOPチーム、VOCALチーム、PERFORMANCEチームに分かれたユニット曲のほか、そのユニットの垣根を超えたユニット曲も収録されず、悲しむファンも多かった。ところが今回は、ユニット曲が4曲収録され、それぞれの曲に参加するメンバーに、ファンの視線は釘付けだ。しかも、今回のユニットのメンバー分けが、なんとLine別(生まれた年別)になっているのだ。
「도레미(Do Re Mi)」には、SEVENTEENの末っ子ラインである98年生まれのスングァンとバーノン、99年生まれのディノが参加。「HEY BUDDY」には97生まれのディエイト、ミンギュ、ドギョムの3人、「마음에 불을 지펴(Light a Flame)」は、96年生まれのジュン、ホシ、ウォヌ、ウジの4人。「AH! LOVE」には、SEVENTEENのお兄ちゃんラインである95年生まれの3人、エスクプス、ジョンハン、ジョシュアが参加している。
SEVENTEENはこれまでに、さまざまなメンバーで組まれたユニット曲が音盤やステージ限定で披露されてきたが、意外にもLine別のユニット曲は存在していなかった。簡単に実現しそうなLine別のユニットが長い間実現してこなかったことに、ファンたちはその分期待感を募らせてきたのだ。
また、SEVENTEENの各Lineには、それぞれ「96Lineは青春の仲良し4人組男子高生」「97Lineは陽キャ(社交的な人のこと)の集まり」などといった、ファンたちが共有するコンセプトが存在し、ファンたちは長い間、Line別のユニット曲を通してこうしたコンセプトが実現しないか、と密かに願ってきた。
今回トラックリストが公開されたことで、ユニット曲がLine別になると知ったファンたちは、その喜びをSNSやファンのコミュニティサイトで爆発させているようで、トラックリストが公開された後、Twitterでは「Line別」「ライン別」といったワードがトレンドインした。
さらに、どのLineもHIPHOPチーム、VOCALチーム、PERFORMANCEチームのバランスが程よく分かれていることもあり、それぞれのユニット曲の完成度も高くなっているのではないか、というファンの推測も多い。
毎回、ファンたちの想像をはるかに超えた楽曲を届けてくれるSEVENTEENだが、今回は一体どんなアルバムになるのだろうか。ファンたちの期待は止まらない。