博識のあるメンバーとして知られているBTS（防弾少年団）のリーダー RMの彼らしい慈善活動が注目を浴びている。
BTSのRM（キム・ナムジュン）は9月12日、満26歳の誕生日を迎えた。それを記念して、RMはなんと国立現代美術館 ソウル館（MMCA）に1億ウォン（約890万円）を寄付した。
同美術館によると、RMの寄付金はアートに関連した入手困難となっている絶版本の復刻に使用される。復刻された本の一部は韓国国内の400の小学校、中学校、高校に贈られるという。また再版された本は、美術館の書店でも購入可能になるそうだ。
RMは芸術への関心が高く、これまでも長期休暇中に展示会で絵を鑑賞したり、ワールドツアー中には空き時間を見つけて米ニューヨークのメトロトリタン美術館や、英ロンドンのナショナルギャラリーなど、世界中の美術館を訪問している。
そんなRMからの寄付を受け、国立現代美術館の館長 ユン・ボム氏はこうコメントしている。
「RMは自身がインスピレーションや心地よさを得ている芸術分野を支えたいと強く思っているようです。自身が本を通じて芸術をより深く理解することができたように、美術館をあまり訪れることができない子どもや若者にも（これらの本を通じて）芸術に簡単に触れることが出来るようになることを願ってくれているようです。彼の願いを聞いて私たちはとても喜び、驚きました」
「多忙の中、常に美術館に足を運び、芸術への関心の高めることに貢献してきたRMと共に、芸術に関する本を読む習慣を拡大するために努めていきます」
