BTSの新曲「Dynamite」が、韓国アーティスト初の「Spotify」グローバルトップ50の1位にランクインした。
BTSの所属事務所Big Hitエンターテインメントが発表したところによると、BTSの新曲「Dynamite」が、音楽ストーリミングサービス「Spotify」の「グローバルトップ50(8月21日付)」チャートの1位にランクインした。同チャートで韓国アーティストが首位を獲得するのは史上初の快挙だ。
これまで同チャートにおける韓国アーティストの最高記録は、BLACKPINKの「How You Like That」が今年の6月に記録した2位で、BTSのこれまでの最高記録は「Boy With Luv」の3位だった。
さらに「Dynamite」は発表後48時間で170万回ストリーミングを記録。Spotifyで今年の「発売初日に最もグローバルストリーミング数が多かった曲」にもなっている。
「Dynamite」は、最近の流行である「レトロ」の流れを組み、60年代・70年代のディスコサウンドをベースに、全歌詞が英語で書かれた曲となっている。BTSの世界的人気に、さらに拍車をかける曲となることだろう。
メンバーのシュガは新曲発表に合わせた記者会見で、ビルボードなどで目標にしている成績などはあるかという質問に「いい成績が出ればとてもうれしいし光栄だが、今回の新曲に関しては“ある目標”がある」と話した上で、「この曲を聞いて多くの人の力になり、癒しになったらうれしい」と明かした。
BTSは「Dynamite」の発表前から、「新型コロナウイルスの影響で辛い日々を過ごしているファンのために準備した」と明かしていた。BTSが打ち立てる記録の数々は、メンバーらの思いが全世界のファンに届いた結果だと言えるだろう。
「Dynamite」が今後、どんな記録を打ち立て続けるのか期待したい。