BTS(防弾少年団)がある数字でファンを驚かせている。
世界中にファンを持ち巨大なファンダムを構築しているBTS。そんな彼らの成長がわかる、ある数に注目が集まっている。
tears in my eyes pic.twitter.com/EpYFbSNOH0
— mai⁷ 101.1 MILLION (@cartierjjk) August 23, 2020
これは2015年にBTSのファンがツイートしたツイートと2020年のツイートを比較したものだ。
2015年、ファンは当時公開された「I NEED U」MVの再生回数が100万回を超えたことについてツイートしている。その口ぶりを見てみると、1日で100万回再生を達成させることは当時のファンダムにとって大きな目標だったようだ。
[MV] BTS(방탄소년단) _ I NEED U
一方で、2020年現在のツイートには新曲「Dynamite」のMV再生回数が一日で1億回を超えていることが記されている。これは5年前の100倍にもなる数値だ。
BTS (방탄소년단) ‘Dynamite’ Official MV
BTSは2013年にデビューしたボーイズグループだ。アイドルとしては珍しかった強めのヒップホップサウンドでデビューした彼ら。ダンスパフォーマンスでも確かな実力を示し、デビュー年の年末歌謡祭で新人賞を受賞している。
しかし一方で、大手事務所の影響力がかなり強かった当時、いわゆる“大人気アイドル”として名をあげられることは少なかった。彼らの所属するBig Hitエンターテインメントはかなり規模の小さい会社だったため、防弾少年団は実力一つでのし上がっていくしか方法がなかったのだ。
それから防弾少年団は音楽の方向性を強めのヒップホップから大衆人気のある柔らかな曲調に変えたり、ダンスのスキルをさらに上げ見事なカル群舞(ぴったり揃った群舞)を見せたりと、幅広い音楽性と確かな実力で勝負を続けた。
その結果、彼らは2016年の年末歌謡祭で大賞を受賞。この賞は授賞式で最も重要な賞とされており、それまでは大手事務所のアイドルたちが受賞することがほとんどであった。
[EPISODE] BTS (방탄소년단) @ 2016 MMA
彼ら自身、この受賞は予想外のことであったようだ。目を真ん丸にして驚く姿はファンにとって忘れられない瞬間の一つだろう。
デビューの日から着実に成長を続けてきたBTS。彼らは今や世界中から愛されるグローバルスターだ。努力と誠実さで勝負し続ける姿は多くの人を魅了し、ファンダムの規模は日に日に大きくなっている。
再生回数の成長はそんな彼らの努力が認められた証拠ではないだろうか。このツイートを見たファンはBTSとファンダムの成長に思いを馳せているようだ。
「BTSは本当に1からスタートしたグループだもんね…」
「デビュー当時から応援してたファンを尊敬してる」
「デビュー当時いたところからすごく遠いところまで来たね」