BTS(防弾少年団)がニューデジタルシングル「Dynamite」のティーザーを公開した。
8月19日の0時に公開されたティーザーには、レトロ調なサウンドを背景に、鮮やかな色合いの衣装に身を包んだメンバーたちの姿が収められている。
ティーザーに先立って公開されてきたコンセプトフォトで見受けられたように、「Dynamite」は特に、60年代から90年・00年代を象徴するレトロなファッションと音楽スタイルがコンセプトになっているようだ。
ジョングクのソロシーンで登場する部屋の壁には、60年代から70年代の音楽界を代表するロックバンド「ザ・ビートルズ」のポスターが飾られている。
また、ティーザー内で大きな看板として掲げられていた「DISCO(ディスコ)」は、同時期(60年代〜70年代)のニューヨークで発展を遂げ、その後、世界的なディスコ・ブームを巻き起こし、現在の「クラブ・ミュージック」や「ダンス・ミュージック」の原点となったジャンルだ。
さらに、ティーザー内でメンバーがとっているこのポーズは、まさに「ディスコ・ブーム」を再燃させた映画「サタデー・ナイト・フィーバー」に登場する決めポーズを彷彿とさせる。
ティーザーに登場する振り付けには、「キング・オブ・ポップ」と称されるマイケル・ジャクソンを代表する振り付けの一つである「足蹴り」が取り入れられている。
メンバーたちが着ている衣装も、70年代のテイストや90年代のアメリカンポップスグループの衣装を踏襲したスタイルが取り入れられている。
このようなオマージュが満載のティーザーから推測すると、「Dynamite」は「レトロの再解釈」をテーマに、BTSがこれまでの歴史的な音楽シーンを、自分たちの“新しいスタイル”として消化し、打ち出したものになっているのではないだろうか。
「Dynamite」のミュージックビデオは、8月21日の13時(韓国時間)に全世界同時公開される予定だ。新型コロナウイルスの影響で、辛い日々を過ごしているファンのために準備した曲ということで、より一層ファンの期待が高まっている。