人気K-POPガールズグループ ITZYのメンバー チェリョンが、これまで抱えていた知られざる苦悩を明かした。
8月17日(月)、3rdミニアルバム「Not Shy」をリリースし、およそ5か月ぶりにカムバックをはたしたITZYは、翌18日(火)の深夜、ファンに宛てた1本の動画「Letters to MIDZY」を公開。その中でチェリョンは、心ないバッシングによって傷ついてきたことを明かした。
【動画】Letters to MIDZY(該当シーンは6分頃~)
幼い頃から複数のオーディション番組に出演し、歌手志望の子として大衆に認知されてきたチェリョン。名声を得た一方、悪意あるコメントを受け取ることも多かったようで、ITZYのメンバーとしてデビュー準備をしていた一年前ぐらいが、人生でもっとも辛い時期だったという。
「なんでかはわからないけど、デビュー組になって、ずっと夢見てきたのに、こんなに人に嫌われるぐらいなら意味がないと思ったんです」
悪質コメントの数々に深く傷ついたというチェリョン。いまでも心は癒えていないようで、写真を撮るときなどは“目立たないように端に立つ”というクセが身についてしまったそうだ。
これまで、他人に流されない芯の強い女性について歌った楽曲を発表してきたITZYだが、チェリョンは「歌詞のように生きられる人は本当に少数だと思います」と本音を吐露する場面も。歌の内容=自分たちの本来の姿ではなく、ほかの人たちと同じように、自分たちもさまざまな悩みや不安を抱えた、ただの人間であると述べている。
「自分が優れていて堂々としているからこの歌を歌っているんじゃないんです。ただエネルギーを与えたいという思いで歌っているんです」
自分に自信が持てなかったり、精神的に落ち込む日もありつつも、ステージ上では、ITZYのメンバーとして、自信に満ち溢れたカッコいい姿を見せているチェリョン。どうやら“ITZY チェリョン”は、応援してくれるファンの存在によって成り立っているようだ。
【動画】ITZY “Not Shy” M/V