アメリカ最高峰の音楽賞、グラミー賞。2019年、2020年の授賞式には韓国を代表してBTSが2年連続で出席。2019年には韓国のアーティストとして史上初めてステージに上がり、プレゼンターを務めた。さらに翌年2020年にはK-POPアーティストとして初めて、パフォーマンスを披露し、大きな話題となった。
そんなBTSの活躍もあり、2021年1月に予定されている第63回グラミー賞授賞式においても、韓国出身のアーティストが活躍することを期待する人も多いだろう。
そんな中、次回は主要部門の1つである新人賞のノミネート枠が5組から8組に増やされた。これにより、K-POPアーティストがこの部門にノミネートされる可能性が高まったといえるだろう。
米Forbesがノミネート候補として相応しい4組のK-POPグループをあげている。
BLACKPINK
まず最初に名前が挙がったのは、いまや世界的な支持を得ているガールズグループ BLACKPINKだ。Forbesは、BLACKPINKが新人賞へのノミネートを狙える可能性は十分にあるとしている。
理由としては、すでに韓国でもっとも成功しているグループの1組であり、レディ・ガガとのコラボ曲「Sour Candy」では、ビルボードのシングルチャートで40位以内にランクイン。最新のカムバックも成功させ、もうすぐ自身初となるアルバムもリリース予定。グラミー賞の有権者がノミネートの候補を選定するときまでには、ノミネート候補の対象条件を満たすことができるとしている。
SuperM
SuperMは、デビューEPでいきなり、ビルボードのアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得。音楽業界に大きな衝撃を与えた。
一方、前作をリリースしてから、約8か月が経過。グラミーの有権者たちが、SuperMの活躍を忘れている可能性があるため、ノミネート候補者が選定される前に、何かリリースすることを勧めている。
追記(8月6日): SuperMがフルアルバムを9月25日にリリースすることが発表されました。
NCT 127
NCT 127もアメリカで活発に活動をしているグループの一つ。2020年の春に初めて、新アルバム「NCT #127 Neo Zone」でビルボードのトップ10入りを果たし、5位を獲得した。彼らの活躍ぶりを見ると、新人賞の8枠の1つを狙える可能性はあるという。
MONSTA X
MONSTA Xは、2020年2月に自身初となる英語アルバム「All About Luv」をリリースし、メインアルバムチャート「ビルボード200」では5位を記録した。次世代グローバルスターとして、海外での活動にも力を入れているため、ノミネートの可能性があると同誌はみている。
第63回グラミー賞授賞式は、2021年1月31日に米ロサンゼルスで開催される。そして気になるノミネート発表日程は未定だが、通常、前の年の11月ごろに発表される。今回もK-POPアーティストの大いなる活躍を期待したいところだ。