韓国・ソウル市内に突如、登場したBTS(防弾少年団)の人気曲の歌詞が書かれた巨大看板が道行く人々を元気づけている。
8月3日、韓国・ソウル市の中心部である光化門(クァンファムン)のビルに、大人気ボーイズグループ BTSのヒット曲「Run」の歌詞が書かれた大型掲示板が登場した。
この看板は、同ビルを所有する生命保険会社 教保生命が掲示したもので、“新型コロナウイルス流行の長期化で疲れた人々の心を癒す”ために掲げられたそうだ。看板のメインの色にはBTSのカラーでもあり、深い愛を示す色としてファンの間で浸透してるムラサキを使用している。
For the month of August, Kyobo Life’s Gwanghwamun Billboard* will feature the lyrics from @BTS_twt’s 2015 song RUN to cheer up the citizens who are battling against COVID 19. “Again, run run run, it’s okay even if I fall. / Again, run run run, it’s okay even if I get hurt a bit.” https://t.co/MEZ1fWKPcJ pic.twitter.com/KIjiDUvetU
— doolset in 🇰🇷 (@doolsetbangtan) August 3, 2020
BTSの「Run」(2015)は、将来を不安に感じながらも走り続ける若者の心を歌った楽曲。今回引用された歌詞は「またRun、Run、Run、転んでもいい またRun、Run、Run 傷ついてもいい」という部分で、辛くても一緒に少しずつ前に進んでいこうという、あたたかいメッセージが込められている。
なお教保生命は1991年から、市民に向けて希望と愛のメッセージを掲示してきた。これまでも詩や歌詞などを通じてメッセージを伝えてきたが、特別版の看板でK-POPの歌詞を取り入れるのは、BTSが初めてだ。
「Run」の看板は、光化門や江南など、同社のビルに1か月間掲示される予定だ。