TWICEの大ヒット曲「MORE & MORE」は、元々、別の歌手のデビュー曲になる予定だったようだ。
【動画】TWICE “MORE & MORE” M/V
2020年を代表する大ヒット曲となった、TWICEの「MORE & MORE」。同曲はTWICEの優雅なイメージと自然のイメージを融合させ、彼女たちの新たな魅力を引き出した作品として大きな話題になった。
楽曲制作は、JYPエンターテインメントの創業者 J.Y.Park(パク・ジニョン)が作詞と編曲、シンガー・ソングライターのBIBIが作詞を手掛けている。そのほかにも、英シンガーソングライター MNEKをはじめ、ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデなど米国の有名アーティストと作業を共にしたジュリア・マイケルズ、ジャスティン・トランター、ザラ・ラーソンが参加していることでも注目を集めていたが、実は同曲は、ザラ・ラーソンのデビュー曲として5年前に制作されたものだったことが明らかになった。
元の楽曲は「Back & Forth」と題され、何度も同じことを繰り返してしまう恋愛観を歌っていた。ファンが発見した音源と比べると、当時の楽曲と「MORE & MORE」はメロディーがほとんど同じだ。多少のアレンジを加えただけで、ほぼ原曲のままリリースされたことがわかる。
TWICE MORE AND MORE ENGLISH DEMO by ZARA LARSSON. It's entitled "BACK AND FORTH".
Full version:
📌https://t.co/d55sGmgkEO#TWICE #트와이스 #MOREandMORE @JYPETWICE pic.twitter.com/vBMKhJRACs— SaiDa♡ (@SaiDaYeon_) July 28, 2020
また、「MORE & MORE」のポイントでもあるフレーズ“그러니 한 번 더(だからもう一度)”という部分は、「Cause we always want more(だって私たちはいつも、もっと求めてしまうから)」と歌われており、「MORE & MORE」の歌詞は、元の歌から大きなインスピレーションを受けていることがわかる。
「MORE & MORE」は、とても新しく感じるサウンドだが、これが約5年前に制作されていたことを知りファンは驚愕。原曲の作曲家たちのカリスマ的な作曲スキルに感銘を受けている。
ちなみに、洋楽アーティストのリリースされなかった楽曲の権利を韓国の芸能事務所が購入し、K-POPアーティストがリリースするケースは多い。BTS(防弾少年団)ジョングクの人気曲「Euphoria」は、元々ジャスティン・ビーバーの楽曲だったり、f(x)の「No More」は、元々アリアナ・グランデの「Boyfriend Material」だった。